- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890139491
作品紹介・あらすじ
わたしは ちいさな みずたま。
ネコが みずを のんだ ボウルのそこに
ひとつぶ のこった。
お日さまに照らされて、空にまいあがり、
雲にのり、雨になって、また土のなかへ。
そして、川から海へと、旅をつづける……
さまざまなかたちにすがたをかえて、地球をめぐる“みずたま”の旅。
フランス「科学の本」賞受賞作家による、とびきり美しく洗練された絵本!
感想・レビュー・書評
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ネコが水をのんだボウルにひとつぶ残った水玉。
お日さまに照らされて、小さな小さな粒になります。
軽くなった水玉は空にまいあがります。
雲になり、風に運ばれ、高い山で雪になります。
野原に戻り、葉の上を転がり、地面の奥深くも探検します。
コマドリ、魚、カエル、鷺、鯨、イカ、カタツムリ。
いろんな動物にも出会います。
地上、海、空、地中、川。
みずたまは地球のいろんなところを巡ります。
ちいさなみずたまの「生生流転」。
コンピュータグラフィックを駆使した線、シックな色遣いの絵に、簡潔で詩的な文が添えられた絵本です。
めぐり、めぐる、みずたま。
地球が水の星であること、水がさまざまに姿を変えることが、自然に呑み込める作りです。
さまざまな生きものと出会いながら、雄大な旅をした気分を味わえます。
子供だけでなく、大人も楽しめる1冊。
著者はスイス・ローザンヌ出身。
*2016年読書感想文・小学校低学年課題図書。
・・・や、楽しいけど、小さい子が感想を書くのは難しそうだな(^^;)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小さなみずたまが地球をめぐる
高く広く深く
科学絵本だけれど情感豊か
イラストがなんともすっきり惹きつけられる
すっきりしたラインとカラー
飽きないのです
≪ みずたまは 出会い別れて たびをする ≫ -
Y
4歳2か月
K
6歳6か月 -
《本屋》【再読】水の流れが、よくわかる。
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図書館本。「しずくのぼうけん」と同じように、水の一生を書いた絵本。
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さまざまな形にすがたをかえて、
地球(ちきゅう)をめぐるみずたまの冒険(ぼうけん)。
アートな科学絵本です。
2022/6/17 3-2
2022/9/13 3-1 -
2022.12.15 2-4
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・絵本。
・端的に言うと水の循環を描く。
・それを水玉のぼうけんとして。
・絵柄は好み。 -
ま ①20220605