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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890367665
感想・レビュー・書評
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古いのです、本が。リアルタイムなら爆笑、教科書としては劇薬過ぎて使えない。いまが、どちらにもいけない、中途半端な時期なんでしょうか?
糸井さんの視線を学ぶ上では最高の本です。読んで楽しいことは間違いない。でも、ヴィンテージでもなくただ古いのです。いまの時期は。 -
毎週テーマを決めて、読者からコピー(コピーライターが書く方の)を募集して、
糸井重里が批評するという、週刊文春の連載の精選。連載時期は1986~1988。
テーマを見ると、時代がわかる。
「貸しビデオ」とか「ハイレグ水着」とか「土井たかこ」とか。
昭和の野暮ったくて下世話で暑苦しいにおいがする。
でも、案外、内容は、そこまで古くないもんなんだなと思う。
ビートルズの回の「オレは嫌いだったから、三枚しかレコードを持っていない」とか、
カエルの回の「「君」と呼びかけると田んぼの中へ消えた」とか、
今初めて読んでも好きな雰囲気。
ともかくエネルギーのある時代だったんだな、と、感慨深くなった。
VOWとか、NHKの深夜にやってる大喜利と同じ系統かも。
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