- Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891003388
感想・レビュー・書評
-
目次見ればそうなんだがコンピュータのからくりをまさかモールス信号あたりから始めるなんて、話のひとつひとつがとても興味深い
モールス信号、点字、バーコード
可能性の数がビットの数を決定している
ポール・リヴィアの深夜の騎行は「急に売れ始めるにはワケがある」の本でも出てくる。メイブンでありコネクターであり、コードの理解がある人だったんだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モールス信号や点字による文字の符号化に始まり、2進数の解説を経て、AND / OR回路を駆使して、8ビットの加算器を設計してしまう。さらにそこから、命令コードとデータを1つのメモリに管理するノイマン型コンピュータを設計していくという、画期的なコンピュータ解説本。まさに「コンピュータの動く仕組み」を文字通り1から知ることができる。
実際に、回路を設計しながら読み進めていくと、より深く理解することができるのかもしれない。
メモリサイズやCPUクロック数は2003年刊行(原著は2000年)だけあって古い情報だが、アーキテクチャは当時から何も変わっていない。 -
2009/
2009/
買いたいです。 -
いい本なんですが、業界の人向けです。専門知識が要りますね。<br>
<br>
ですがそうで無い人達にもお奨めしたい。論理がいつ数学と融合したのか、さらに論理がい物理と融合したのか、そして機械と論理がどうやって融合して、パソコンを作り出していったのかよくわかります。<br>
<br>
ここまで来て僕はやっとパソコンと数学の関係がスッキリしました。算数は好きでしたが集合とか大嫌いでしたのでw。プログラムは0と1で出来ていると言われてもそれがどーしたとか思ってました。こうやって歴史を紐解くとボクは納得するようです。<br>
<br>
結局、PCとは、神または神と対話できる預言者を作ろうとしていると言えるのかな、、と思えてきます。数学の出発点に神がある以上、その生成物であるPCもまたそちらを向かうのではないか? SFですけどあながち無いとも言えません。だって0と1からこんな世界を作り出してしまったんですよ人間って。<br>