ソフトウェア見積り

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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891005221

感想・レビュー・書評

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  • 見積りとは何か? ターゲット、計画との違いに始まり、アートとしての見積り手法、見積りの課題、見積りツール、ステークホルダーとの対処方法までが解説されている。

    本書では、数学的な計算により算出される「サイエンスとしての見積り」ではなく、経験則と単純な公式から求められる「アートとしての見積り」に重点を置いている。

    非常に正確な見積りが求められる大規模プロジェクト(得てしてそういうプロジェクトこそ計画通りには進まない)では「サイエンスとしての見積り」が必要とされるが、中小規模のプロジェクトでは大きく外れていない見積りで十分なことが多いだろう。そうしたプロジェクトでは「アートとしての見積り」が有効になる。

    見積りとは何か?というところから解説しているので、ソフトウェアプロジェクトを見積もる立場の人間だけでなく、ソフトウェア開発者にもお薦め。

  • なんとなく感覚で思っていることを、はっきり明文化してくれた。

    ・何故過去の工数を使用するのが良いか
    ・判断(推測)は可能な限りしない
    ・見積もり結果を操作しない
    ・LOCのみによる見積もりの問題
    ・最良ケースと最悪ケースの見積もり

    特に、これまではLOC単独で見積もりを行っていたため、今後は複数の手法を総合して見積もりを行えるようにしたい。おそらく提示を要求されるのはLOCのみだろうが…

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