“あの日たち"へ 旭川・劇団『河』と『河原館』の20年

著者 : 那須敦志
  • 中西出版 (2016年12月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891153328

“あの日たち"へ 旭川・劇団『河』と『河原館』の20年の作品紹介

1970~80年代──。中央の演劇界から遠く離れた旭川で、
奇跡のように存在した劇団「河」の圧倒的な舞台。

川の街・旭川の地で活動した劇団「河」。
1959年の旗揚げ以来、オーソドックスなリアリズム劇をレパートリーとしていた彼らは、70年代を席巻したアングラ・小劇場演劇の高まりに刺激を受け、唐十郎、清水邦夫らの作品を次々と上演。その圧倒的なエネルギーと強烈な存在感あふれる熱い舞台は観客を魅了した。
1976年には、在京劇団の内部分裂により上演不能となった劇作家・清水邦夫の戯曲「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」を作者自身の演出で初演し、在京の演劇人からも注目を浴びる。
常磐公園脇に設けた劇団の拠点「河原館」には多くの若者が集い、旭川の芸術・文化の発信拠点ともなった。
劇団が独自性を顕著に発揮し始めた1960年代末からの約20年間を中心に軌跡を辿る。

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