手入れ文化と日本: Live Lectures

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891731069

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  • 「ああすればこうなる」という思想に変わったのが都市かである。
    生老病死は人間がコントロールできないっもので都市化が進む中、生活から遠ざけてきた。日本は自然と都市の間に手入れ文化で独特の里山を形成してきた。戦後社会がまっしぐらにすすむ都市化の中、生じている環境問題等の解決には手入れ思想の復活が今後必要とされる。

著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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