ゴビに生きた男たち: 李陵と蘇武 (中国歴史人物選 第 2巻)

著者 : 冨谷至

• 白帝社 (1994年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

西域ゴビの地で再会し、離別た李陵と蘇武。それぞれの運命に翻弄された二人の生涯は、興亡の歴史の中で、伝説になった。

感想・レビュー・書評

[kitanoinaseさんの感想 · 2012年11月20日]

同氏の『中国義士伝』(中公新書)を読んで、そう言えばこんな本もあったなと読んでみました。こちらは二人を中心にした漢武帝の物語とも言えます。林俊雄氏が著書で「文学的作品」と紹介していましたが、そこまでは感じませんでした。読みやすい概説書です。

著者プロフィール

京都大学人文科学研究所　教授
中国法制史

「2008年 『東アジアの死刑』 で使われていた紹介文から引用しています。」