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- Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891762735
感想・レビュー・書評
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ガルシア・マルケスが新聞記者として書いたもの。フィクションとして飛翔させたいという欲求を抑えながら書いた「誘拐の知らせ」もすこぶる面白くて、もう1冊読みたくなった。
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10日間、筏で海を漂流したあげく、陸地にたどり着いた船員の実話。面白すぎる。漂流している間の船員の思考は、存在の根本を問う。その後、奇跡的に陸地にたどり着いた男が、ふたたび人間の世界に帰って行く過程も面白い。こんな記事が載っている新聞なら(というのも、もとはガルシア・マルケスが記者をやっていた新聞の記事を本の体裁にしたもの)、毎日欠かさず読むんだけどな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとガルシア・マルケスっぽくない。
ただおもしろい。