サイレンス

  • 水声社
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本棚登録 : 144
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891763398

作品紹介・あらすじ

20世紀音楽最大の革命家、ジョン・ケージが、「コラージュ」「ミックス」的手法を縦横無尽に駆使した破格のテクスト形式の中で、禅、インド哲学、「異端」神学等に影響された自らの芸術哲学と、その作品と技法-「沈黙の作品」、チャンス・オペレーション、不確定性の導入等-を語り尽くす、著者の処女著作にして現代音楽最重要の書、遂に邦訳成る。

感想・レビュー・書評

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  •  
    ── ケージ/柿沼 敏江・訳《サイレンス 19960401 水声社》P25-26
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4891763396
     
     Cage Jr., John 19120905 America 19920812 79 /Milton
     Tudor, David  19260120 America 19960813 70 /
    https://twitter.com/nave4000/status/1161171758897958912
     
    ── ジョン・ケージ《4分33秒 4'33" 1952 America》
     第1楽章を33秒、第2楽章を2分40秒、第3楽章を1分20秒で初演
    https://youtu.be/HypmW4Yd7SY
     
    …… チューダー≒チュードアは、盟友ケージやシュトックハウゼン、
    ウォルフらの作品の録音、自身の電子音楽作品『Pulsers』『Canaries B&W』他。
    https://www.youtube.com/watch?v=B_8-B2rNw7s&list=PLK0awoIlXvaQLeewX5A4NyK49J6dHV2zZ
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=20140320
    ── 《Sound of silence 20140320 卒寿祝賀会》
    https://twitter.com/awalibrary/status/586252930719866880
     
    …… 踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ つながり。/
    「音楽もまた、和声によって支えられるのはなく、沈黙の空間のなかで
    鳴り響く単一の音や音のグループから構成されることがある。」/
    「われわれはこうしたダンスや音楽で、何かを言おうとしているのではない。
    もし何かを言おうとするなら、言葉を使うだろう、と単純に考えている。」/
    「自らの原理に従ってそのまま実行せよ。あるべき所に行き着くだろう。
    それが正しいやり方だ。」(chokusunaさんのレビュー 20131009)
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/1161723875459121153
     
    (20190815)
     

  • 踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ つながり。/「音楽もまた、和声によって支えられるのはなく、沈黙の空間のなかで鳴り響く単一の音や音のグループから構成されることがある。」/「われわれはこうしたダンスや音楽で、何かを言おうとしているのではない。もし何かを言おうとするなら、言葉を使うだろう、と単純に考えている。」/「自らの原理に従ってそのまま実行せよ。あるべき所に行き着くだろう。それが正しいやり方だ。」

  • 中国、青島などを舞台とした作品です。

  • 【目次】

    はしがき
    マニフェスト
    音楽の未来/クレド
    実験音楽
    実験音楽/教養
    プロセスとしての作曲
     1. 変化
     2. 不確定性
     3. コミュニケーション
    作曲
     《易の音楽》と《心象風景第四番》で使われた作曲プロセスについて
     《ピアノのための音楽21ー52》で使われた作曲プロセスについて解説する
    アメリカ合衆国における実験音楽の歴史
    エリック・サティ
    エドガー・ヴァレーズ
    ダンスについての四章
     目標/新しい音楽、新しいダンス
     優美さと明快さ
     今日では・・・・・・
     二ページ。音楽とダンスについての一二三の言葉
    ロバート・ラウシェンバーグについて、芸術家とその作品
    無についてのレクチャー
    何かについてのレクチャー
    ひとり話し手のための四十五分
    われわれはどこへ行くのか、そして何をするのか?
    不確定性
    音楽愛好家たちの野外採集の友

    訳注
    訳者あとがき

    *****

  • 【目次】

    はしがき
    マニフェスト
    音楽の未来/クレド
    実験音楽
    実験音楽/教養
    プロセスとしての作曲
     1. 変化
     2. 不確定性
     3. コミュニケーション
    作曲
     《易の音楽》と《心象風景第四番》で使われた作曲プロセスについて
     《ピアノのための音楽21ー52》で使われた作曲プロセスについて解説する
    アメリカ合衆国における実験音楽の歴史
    エリック・サティ
    エドガー・ヴァレーズ
    ダンスについての四章
     目標/新しい音楽、新しいダンス
     優美さと明快さ
     今日では・・・・・・
     二ページ。音楽とダンスについての一二三の言葉
    ロバート・ラウシェンバーグについて、芸術家とその作品
    無についてのレクチャー
    何かについてのレクチャー
    ひとり話し手のための四十五分
    われわれはどこへ行くのか、そして何をするのか?
    不確定性
    音楽愛好家たちの野外採集の友

    訳注
    訳者あとがき

    *****

  • みんな読んだ方がいいよ。
    クザーヌスとかエックハルトとかのドイツ神秘主義者とか、仏教とか、ケージで知った人も多かったよ。そんな十代。

  • 中谷美紀ご推薦という記事をダヴィンチで読み、新幹線に乗って買いに行ったのもいい思い出。友人に貸しっぱなしですが。ジョン・ケージについて少しでも興味がある方にはよろしいかと思います。

  • 読みきれてない後悔

  • この本を読むとやすらぎます。音楽だけじゃない。なにかについての本。

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著者プロフィール

米国の現代音楽作曲家。1912年ロサンゼルス生まれ。アルノルト・シェーンベルク、アドルフ・ワイス、ヘンリー・カウエルに師事。プリペアド・ピアノや偶然性の音楽の発明、東洋思想への接近、そして茸に対する愛で知られる。代表作に《プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード》、《四分三三秒》、《フリーマン・エチュード》、著書に『サイレンス』、『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』など。晩年は作曲のみならず絵画や版画作品も発表した。1992年8月、脳溢血のためにニューヨークで死去。

「2019年 『ジョン・ケージ 作曲家の告白』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョン・ケージの作品

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