演劇の一場面: 私の想像遍歴 (水声文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891767105

作品紹介・あらすじ

自作戯曲の演出にも手をそめた著者が「オイディプス王」、説教「をぐり」、「ハムレット」からカントールに至る古今東西の演劇を逍遙しながら、"軌道から外れ、軌道に復したときには予想しなかったものをまとってくる"演劇の諸相を軽やかに考察する。

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  • [ 内容 ]
    自作戯曲の演出にも手をそめた著者が「オイディプス王」、説教「をぐり」、「ハムレット」からカントールに至る古今東西の演劇を逍遙しながら、“軌道から外れ、軌道に復したときには予想しなかったものをまとってくる”演劇の諸相を軽やかに考察する。

    [ 目次 ]
    イプセンとチェホフ
    オニール、ミラー、ウィリアムズ
    カフカ、ドストエフスキー、『リア王』
    アリョーシン『恋愛論』
    横浜ボート・シアター『小栗判官・照手姫』
    カントール『死の教室』
    小栗判官伝説と「浅茅が宿」
    蜷川幸雄演出『オイディプス王』
    ヴィゴツキーの『ハムレット』論
    パロディとしての『ハムレット』
    『ペリクリーズ』
    『ハムレット』(1)
    『ハムレット』2)
    『ハムレット』(3)
    『ハムレット』(4)
    『ハムレット』(5)
    『ハムレット』(6)
    『ハムレット』(7)
    『ハムレット』(8)
    『ハムレット』(9)

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著者プロフィール

小島信夫
一九一五年、岐阜県生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。五五年、『アメリカン・スクール』で芥川賞、六五年、『抱擁家族』で谷崎潤一郎賞、七二年、『私の作家評伝』で芸術選奨文部大臣賞、八一年、『私の作家遍歴』で日本文学大賞、八二年、『別れる理由』で野間文芸賞、九八年、『うるわしき日々』で読売文学賞を受賞。他に『菅野満子の手紙』『原石鼎』『こよなく愛した』『寓話』『残光』など多数。二〇〇六年十月没。

「2023年 『小説作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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