第二の手、または引用の作業 (叢書言語の政治 16)

  • 水声社
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  • Amazon.co.jp ・本 (571ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891767747

作品紹介・あらすじ

引用はいつ、どこで、なぜ始まったのか?アリストテレスからボルヘスまで、「引用史」をたどり、「現象学」「記号学」「系譜学」などさまざまな観点から、単なることばの反復にとどまらない、戦略的・政治的な実践としての"引用"を分析し、「書くこと」の本質に迫る、画期的なエクリチュール論。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    引用はいつ、どこで、なぜ始まったのか?
    アリストテレスからボルヘスまで、「引用史」をたどり、「現象学」「記号学」「系譜学」などさまざまな観点から、単なることばの反復にとどまらない、戦略的・政治的な実践としての“引用”を分析し、「書くこと」の本質に迫る、画期的なエクリチュール論。

    [ 目次 ]
    1 引用、その本来の姿―引用の現象学
    2 基本構造―引用の記号学
    3 引用の前史―引用の系譜学(1)古代の修辞学
    4 絶頂―引用の系譜学(2)神学ディスクール
    5 テクストの固定化―引用の系譜学(3)近代的引用の成立
    6 濁ったエクリチュール―引用の奇形学
    この尻尾はこの猫のものではない

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著者プロフィール

1950年、ベルギー生まれ。コレージュ・ド・フランス教授、コロンビア大学教授。本書『アンチモダン』でフランス学士院賞を受賞。他の邦訳に、『第二の手、または引用の作業』(今井勉訳、水声社、2010年)、『近代芸術の五つのパラドックス』(中地義和訳、水声社、1999年)、『文学をめぐる理論と常識』(中地義和・吉川一義訳、岩波書店、2007年)がある。

「2012年 『アンチモダン 反近代の精神史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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