- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891768317
作品紹介・あらすじ
「私とは誰か」という根元的な問いと「戯れる」今日のファッションの多様な様相を、日本のモード雑誌のなかに、そしてヴィヴィアン・ウェストウッドの諸作品、女子プロレスのコスチューム、ゴシックロリータ・ファッションのなかに探る、記号学的モード研究の新しい成果。
感想・レビュー・書評
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イギリスパンクファッション。
女子プロレス。 -
ファッションが好きな人、ゴスロリが好きな人、野ばらちゃんが好きな人、みんなこの本を手にとって読んでみてね。きっと面白くて為になるはずだよ。ゴスロリ関係で卒論を書きたい人も必読。
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目次:序論 人間は衣服を着る動物である、1ファッション雑誌の読み方、2ファッション雑誌で「日本」を読む、3コレクションを読む、4コレクションとストリップ・ティーズ、5アングロマニア、6、服を着て闘う、7女子プロレスとポルノグラフィ、8プロレスを作った男のコスチューム、9闘う着せ替え人形、10ゴシックロリータの羞恥心、11ゴシック・わたし・ロリータ、結論にかえて ファッションとしての日本
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私たちの身に付けている衣服がどのように流行し、その衣服がもたらした影響を考察している。
取り上げているファッションとして、モード系、パンク・ロック、女子プロのコスチューム、ゴスロリなど、いずれも普段身に付けているとは言い難いジャンルが多い。それらを見つめることで、衣服を身に付けるという行為の意味を論じている。
もともと衣服とは、身を護る防御としての意味が主であった。しかしその防御アイテムが、いつしか反体制の表現としてのファッションや格闘する者のアイコンへと変化を遂げる。
「守る衣服」から、「闘う衣服」へ。ファッションとは、流行とは何かをとても考えさせられた。