家出の道筋 (フィクションの楽しみ)

  • 水声社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891768379

作品紹介・あらすじ

超大作『人生使用法』や『煙滅』を書いた、前代未聞の怪物作家ペレック。自伝的テクストや文学論、対談など、作家の全貌に迫る重要なテクスト19編を集めたアンソロジー。両親を失った作家自身とも重なる少年の姿を描いた表題作や、ウリピァンならではの「ヌーヴォー・ロマン論」、「書くこと/生きること」についてのエッセイ、「マルカム・ラウリーと酔っぱらいたい」と語る、陽気なペレックの「やってみたいことリスト」など、稀代のウリポ作家の魅力あふれる短篇集。

著者プロフィール

1936年生まれのフランスの作家(両親はポーランド系ユダヤ人で、第二次大戦中に死去)。パリ大学、チュニス大学の文学部で学んだ後、国立学術研究センターに勤務。1965年、ヌーヴォー・ロマンの手法を駆使して消費社会の空しさを暴き出した処女作『物の時代』でルノドー賞を受賞。以後、大胆な実験作を次々と発表して注目を集め、1978年には大作『人生使用法』にメディシス賞が与えられたが、1982年、46歳の若さで病没。広範な視野から現代世界を鋭く抉るその前衛的作品群は、文学の新たな可能性をひらくものと評価されている。日本文学にも関心を寄せていたことは、本書中の『枕草子』からの引用においても示されている。邦訳作品に『眠る男』(海老坂武訳、晶文社)、『物の時代』『小さなバイク』(弓削三男訳、白水社)、『人生使用法』(酒詰治男訳、水声社)などがある。

「2000年 『考える/分類する 日常生活の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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