最後の日々 (レーモン・クノー・コレクション 2)

  • 水声社
3.40
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891768621

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映画「地下鉄のザジ」の原作者として有名なクノーの自伝的要素を備えた小説(だそうです。解説より) 決して明るい話ばかりではないですが、そこはフランス文学。距離をもってさらりと読めてしまいます。たまに笑ったり。時代性もある文章。クノーの他の作品も読みたくなりました。

著者プロフィール

一九〇三年ル・アーヴル生まれ。パリ大学で哲学を学び、シュルレアリスム運動に参加。離脱後、三三年に「ヌーヴォ・ロマン」の先駆的作品となる処女作『はまむぎ』を刊行。五九年に『地下鉄のザジ』がベストセラーとなり、翌年、映画化され世界的に注目を集める。その後も六〇年に発足した潜在的文学工房「ウリポ」に参加するなど新たな文学表現の探究を続けた。その他の小説に『きびしい冬』『わが友ピエロ』『文体練習』『聖グラングラン祭』など、詩集に『百兆の詩篇』などがある。一九七六年没。

「2021年 『地下鉄のザジ 新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

レーモン・クノーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×