これは小説ではない (フィクションの楽しみ)

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制作 : 木原善彦 
  • 水声社 (2013年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891769864

これは小説ではない (フィクションの楽しみ)の感想・レビュー・書評

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  • マークソン「これは小説ではない」http://www.suiseisha.net/blog/?p=2797 読んだ。何だこれ!小説家や芸術家に絡む雑学と引用と死因が延々と列挙され、そこに少量の思考や「作者」(括弧付き)の状態が差し込まれる。たまに前後の情報がリンクすると断片が意味が持つ(ように思える)(つづく

    雑学集としてもおもしろいし、もし自分が博識なら全ての関係が(あるとしてそれを)読み解けるのに、という解明欲が出てくる。たしかに小説らしくは全然ないけど、不治の病床の作者が死を受け入れるために書き連ねた、という設定の小説とも捉えることができる。こういうのを思いつくのがすごい(おわり

  • ズシンと胸に迫る、ちょっと珍しい形式で書かれた「小説」。『これは小説ではない』:Book News|ブックニュース
    http://www.n11books.com/archives/34395979.html

  • たくさんの断片から成る詩のような<小説>。一見無造作に並べられただけなのに、どうしてこんなにおもしろいのか。

  • 確かに小説ではないし、あぁ作家というのは酷いことを言うものだな、などとヒトゴトながら思ったりもしたが、<作者>の言葉は胸を打つものも多くて、なかなか面白かった。

    ①<作家>であるこの作品の著者自身の言葉
    ②さまざまな作家や芸術家に関する伝記的トリビア(特に、病気、凶器、不遇、死に関するもの)
    ③作家・芸術家らの言葉
    ④小説や詩などの引用

    以上、4つの断章から成る「小説ではない」小説。殆ど知らないトリビアは、②はなかなかヘヴィな話だが、他はへぇーなんて思いつつ聞いたり。 ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』、ブルーム教授が1時間33分で読了するスペクタクルは可笑しい。

  • ちょっとベタなタイトルだけど、まさしく小説ではないのだし、しょうがない(笑)

    面白いっちゃ、面白い。

    構成要素は4つ。
    1、<作者>の言葉
    2、様々な芸術家たちにまつわる小ネタ(?)
    3、様々な芸術家たちの言葉の引用
    4、小説や詩などの引用
    これら4要素が相互に絡み合って
    何となく陰鬱でダークな空間を構成している。

    トリビアネタがちりばめられているので、
    ついつい読み進んでいってしまうという趣向。

    『トリストラムシャンディ』のような実験作品。
    好きな人はハマると思う。

  • んーー

    水声社のPR
    「作家や芸術家の病気や狂気、不遇、死因などの伝記的トリビアが、死のカタログのように積み重ねられる「まったく物語のない小説」。 」

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これは小説ではない (フィクションの楽しみ)の作品紹介

究極的には、主題さえ持たない芸術作品。それが"作者"の望みだ。まったく物語のない小説。"死の類別目録"小説。

これは小説ではない (フィクションの楽しみ)はこんな本です

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