越境する力: 演劇論 (PARCO PICTURE BACKS)

著者 :
  • パルコ
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891940935

感想・レビュー・書評

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  • 身体の事を考えていたところ、ラジオで鈴木忠志さんの事を聞いて、読んでみました。
    スズキ・メソッドについて知りたくて。
    「足の文法」という項目で、そのことについて書かれています。
    ・廊下がないと現代人はますます手と足が分裂する、
    ・プリエは足踏みする努力を象徴するもの、
    ・手や腕の動きは、足によって決められた体の姿に表情を添えるにすぎない。また、声も足に左右される、
    ・足踏みしたり叩いたりする行為は、対象物のエネルギーを呼び出し、それを身につけ、生命力を充実させる
    ・地面への親近感、
    色んな「なるほど」フレーズがたくさん詰まってます。

    身体づくりをしたい時に、それがどんな方法であれ、これを読んだ方が効果があると思います。

    他の項も、演劇のことだけど、エンタメと人間に興味があるなら面白く読めそうです。

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著者プロフィール

演出家。富山県利賀村に劇団SCOTの本拠地を置き、世界各国での上演活動や共同作業など、国際舞台に活躍の場を持つ。利賀村には七つの劇場、稽古場、宿舎等があり、世界中から演劇人が集い、活動している。岩波ホール芸術監督、演劇人の全国組織・舞台芸術財団演劇人会議初代理事長などを歴任。著書多数。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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