霊ナァンテコワクナイヨー

著者 :
  • PARCO出版
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本棚登録 : 417
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891946838

感想・レビュー・書評

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  •  美輪さんの霊媒話が中心に書かれているけれど、ただの霊にまつわるおもしろおかしい話ではない。降りかかる不幸が、実は前世からの因縁が原因であったり、気学を無視した住居の位置であったり、ご先祖のお墓を粗末にしていたりと、目に見えない世界との関係から起こっている可能性もあるのだという。理屈ではなく、霊的な知恵がなければ解決できないこともあるのだ。
     霊的な体験をしたことがないので、数々の霊媒話は、にわかには信じがたい。美輪さん本人も、疑って疑って、結果的に信じざるを得なくなったという。神通力を持った人は、目に見えない世界と、物質的なものに囚われがちなわたしたちとの仲介人として、神様が選んでいるのだろう。わたしたちにも神通力は備わっていると美輪さんはおっしゃるのだけれど。
     霊的な世界に関する知恵の在り方を示してくれる一冊である。

  • シャンソン歌手で俳優である美輪明宏氏の、2004年の著書。
    タイトル通り、完全にスピリチュアルな内容でした。
    前半は、霊界を解説した第一章と、霊的開運法と題した信仰と占いが渾然一体となった第二章。苦労人の美輪さんが、開運も努力していたのだと勉強になります。
    後半は、美輪さん自身の霊的体験。若い頃の美輪さんの霊視能力のすごさがよくわかるエピソードの数々に、とにかく圧倒されました。生きてる人間、死んだ人間、関係なく、美輪さんが弱い者の味方である、という生き方に感動させられます。

  • 「魂の世界」は存在する。目に見えず、その存在を測る機器がないだけの話。「生きる」ということは「霊性の向上」に他ならない。そうであるならば、寿命が尽きるまで人に尽くしたいものだ。

  • 他の霊能力者のお話ならなんだか胡散臭そうに感じてしまうのに、美輪さんの言うことはスッと心の中に入ってくる不思議。

    お先祖様は大切にしようと心から思いました。

    自分の日々の行いをただす良いきっかけになったような。

    そしてますます美輪さんの虜になってしまいました!

  • 出版社/著者からの内容紹介
    「霊が人間の生活にどういう影響を与えているか…」 霊界早わかり! ホントは怖い霊の世界。怖がらずに生きていくために、 本当の幸せを知るために、この本をお読みください。 ベストセラーとなった『人生ノート』『ああ正負の法則』に続く、書き下ろし第三弾。 霊界と人間界のしくみから、霊的なことを踏まえた開運法、 美輪氏の体験談、不思議な話・お化けの話まで。 人間の本当の幸せとは… 霊を怖がらずに生きるには… すべての答えがここにあります。

  • 軽く流し読みした。

  • 目に見えないものをもっと敬おうと思いました。
    一生忘れたくない本だと思います。

  • 08/1/00くらい?   美輪さんの本はめちゃくちゃ読みやすい。文章の一つ一つが刺激的です。ただ、ところどころ「ホントかな?」と疑問に思ってしまう箇所あり。

  • 最近、オーラでまたまた注目の美輪様ですが、この本はすごくわかりやすく、目に見えない、科学ではわからない色んな現象を鋭く分析してあって、とてもためになりました。

  • ↑お盆の季節なので。
    こっちのお家に引っ越してきて、しばらく経つと、毎日、金縛りにかかるようになりました。怖い。
    寝る向きを変えても、どーしても、かかってしまうから、「んもぉー」と、悩んでいて、ハタと。
    私の部屋は、ベッドの足元に、等身大の鏡を置いていて、そして、頭上をこえて斜め直線上に、これまた鏡があるんです。
    つまり、鏡と鏡の間に寝ているということなんです。
    「昔、ちらりと合わせ鏡はダメって聞いた事があったなぁ・・・」と、思い、半信半疑で等身大の鏡の方を、布で隠してみました。
    そうしたら、その夜は一度もかからずに安眠♪

    鏡って怖いねぇ・・・。
    気のもちようということにしておこう・・・。

    この美輪さんの御本は、本当にサバいです。
    サバいを通り越して、どサバいです。
    少しでも、霊の存在を信じていらっしゃる方は、面白いと思いますよー。

    <a href="http://hini.jugem.cc/" target="_blank">http://hini.jugem.cc/</a>

著者プロフィール

長崎に生まれ、小学校の頃から声楽を習い16歳でプロの歌手としてデビューし、1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒット。
ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」、三島由紀夫に熱望された「黒蜥蜴」をはじめ、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、エディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」など数々の当たり役を持つ。
作家としても、衝撃の自伝「紫の履歴書」(水書房)をはじめ、「人生ノート」(パルコ出版)など数多くのベストセラーがあり、テレビや映画も、宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加、「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)にもレギュラー出演中など枚挙にいとまがない。
2012年から四年連続の出場となったNHK「紅白歌合戦」では、「ヨイトマケの唄」や日本語バージョンの「愛の讃歌」で大晦日のお茶の間を圧倒した。

「2021年 『新装版 天声美語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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