世なおしトークあれこれ

著者 :
  • PARCO出版
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891947514

感想・レビュー・書評

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  • 美輪明宏が言ってるからまぁふむふむってかんじだけど特にハッとするような気づきはなかった、まぁそうだよねっていう。

    なんだかんだ言ってサラリーマンをコケにしているのでわらった

    2006年時点ではあるが、コウメ太夫とヒロシを推しているのもナイス。コウメ太夫をみて笑っている美輪さんを想像すると笑ける

  • シャンソン歌手で俳優である美輪明宏氏の、2007年の著書。

    2006年の1月から12月と、1年間スポーツニッポンに連載されたエッセイをまとめた一冊。

    女性誌への連載が多い美輪さんですが、読者の対象が中高年男性、というのは、珍しいと思います。

    政治、経済、教育、道徳など、人間として、大人の男性として大切なことを、説教くさくなく、面白く語ってくれます。

    新聞連載のため、時事ネタ多めですが、その当時の流行が懐かしくもありますが、十数年経っても、全く解決していない問題も多々ありますので、今読んでも為になる内容だと思います。

  • 美輪明宏が世のあれこれをぶった斬る本。
    まあ、面白い。
    でも語尾がほとんど全部同じなのが気になって、
    途中からあまり楽しめなくなった。
    あの人が書いてると思うから有難く思えるけれど、
    内容はそこらのおいちゃんと同じ。
    ブランドの勝利かな。

  • 自己啓発本だけど、美輪さん独自の考え方が見えてためになった。

  • 美輪様節がするどく刺さる。痛烈なのに優しさが満ちている言葉選びの数々には脱帽いたします。文章からも気品が満ち満ちてくるとは、真の教養とはかくあらんや。
    これは戦前戦後を経験したすべての方の言葉に共通だが、彼らの反戦・平和に関する主張は絶対的に正しい。よくよく胸に刻んでおかなければ。次に道を誤るとしたら、それは我々の世代なのだから。などということを優しく厳しく語り聞かせてくれる一冊。

  • 喫茶店に置いてあった本をたまたま手にして読んでみた。芸能人のスピリチュアル本だという先入観は良い意味で裏切られ、宗教染みたところは無く、至極真っ当な内容に惹きこまれる。残りの読むべく、帰りの古本屋で探し買ってしまった。
    普段安易に使用している言葉の意味、様々なテーマについて随所に耳に痛い内容が盛り込まれ、一気に読了。ここ最近読んだ中で一番面白かったかも。おススメします。

    【一部抜粋】
    31 愛国心について
    「愛」は心の問題なのです。何かを愛するとか、愛さないとか、他人がとやかく口出しすることでは無いのです。・・・好きでもない人のことを、「愛しなさい」と強制されても決して愛することができないことと同じこと。・・・愛されるだけのことをしているのですか?・・・人格的にも優しく品行方正の美男や美女から「私を好きにならないでください」と言われても、それは無理なことなのです。誰しも必ずホレてしまうからです。

  • ここまできちんと自分の意見を持って、偉ぶらずに語れるのはすごい人格をお持ちだと思う。
    丁寧な語り口に時々わざとくだけた口語を混ぜ、
    最後にはオチとも言える放り投げ感に、自分の意見を押し付けない配慮が伺え、好印象とともに終わる。

  • やっぱり、美輪さんの本は、温かみと人間味に溢れています!

  • 美輪明宏の本は世界が広い

  • 魂の話は納得できましたがそれ以外はちょっと自分とは考え方が違うみたいです。

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著者プロフィール

長崎に生まれ、小学校の頃から声楽を習い16歳でプロの歌手としてデビューし、1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒット。
ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」、三島由紀夫に熱望された「黒蜥蜴」をはじめ、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、エディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」など数々の当たり役を持つ。
作家としても、衝撃の自伝「紫の履歴書」(水書房)をはじめ、「人生ノート」(パルコ出版)など数多くのベストセラーがあり、テレビや映画も、宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加、「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)にもレギュラー出演中など枚挙にいとまがない。
2012年から四年連続の出場となったNHK「紅白歌合戦」では、「ヨイトマケの唄」や日本語バージョンの「愛の讃歌」で大晦日のお茶の間を圧倒した。

「2021年 『新装版 天声美語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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