自棄っぱちオプティミスト

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著者 : キリンジ
制作 : 松本大洋 
  • パルコ (2010年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891948375

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自棄っぱちオプティミストの感想・レビュー・書評

  • 面白かった。兄弟の着眼点と思考が独特で、あの音楽あってこの文章か、と変に納得してしまうところがあった。

  •  堀込兄弟はやっぱり天才だった。エッセイはダ・ヴィンチ連載時に読んでたものばかりだったけど、二度目でもしっかり心くすぐられる。長嶋有との鼎談、10年を振り返るロングインタビューは本当に面白かった。歌詞の意味への新しい発見から彼らの音楽観まで、さらにキリンジのことを知ることができたし、ますますます好きになった。キリンジが好きな自分が好きになれる。

  • アニキのエイリアンズ評が良い。

  • これまではキリンジをほとんど知らなかった。
    鈴木亜美ちゃんとジョイントした曲に、なんて歌を歌わせるんだ、と思ったくらい。
    ちょっと前、ラジオでたまたま聞いた『エイリアンズ』でやられた。
    にわかファンとなり、一気に読んだ。
    どちらが兄でどちらが弟かも、この本で理解したくらい。
    アーチスト本人のエッセイを補完する形で、対談ほかが入っている。
    エッセイは面白かった。特に、電リクの話。
    髪の毛を切りながら「ロマンチック街道」を聞いている祖母と孫の姿を想像すると微笑ましい。
    ミズモトさんとの対談もよかった。
    活動を時系列で網羅しているし、キリンジの二人と、ミズモトさんとの関係性もあり、ツッコミもありながら和やかな感じで話されているのがいい。
    松本大洋のイラストもいい。
    表紙の、兄ちゃんと弟のイラストも良い

  • 女性が変わった趣味を標榜すると「どうせ彼氏だろ」と思っちゃう(長嶋有)

  • キリンジの2人の視点はやっぱり独特でおもしろい。ロングインタビューも改めて読むと、新しい発見があって楽しい。

  • キリンジ兄弟のエッセイ集二冊目。
    結成から8thアルバム「BUOYANCY」までの軌跡をたどるロングインタビュー、長嶋有、森山未來との対談にプラスして、巻末にはキリンジ用語辞典「奇林辞」が付され、ファンアイテムとしての色彩がより濃くなった。イラストは弟泰行が大好きだという松本大洋。泰行よかったね、という感じだ。

    わたしはまがりなりにも本を読む人なので、他の人がどんな本を読んでいるのかは気になる。前作でみせた兄直樹の文体には、やはりこれはただものではない……という思いがあり、本書をパラパラとめくりながら、キリンジふたりの読書のバックボーンに思いをめぐらせた。

    文体から察するに、弟泰行の背後には、椎名誠や橋本治らのいわゆる昭和軽薄体があるのではないかという気がする。森山未来との対談で、アゴタ・クリストフ『悪童日記』の文体について言及しているのもおもしろい。

    兄直樹の自意識に意識的な文体はといえば、これはもう明らかに日本近代文学の影響下にあるとみるべきで、私小説は好きではないと言いながらも、かなり私小説的な散文を書いている印象。
    ある箇所では藤枝静男の小説を絶賛している。なるほどこの人がもう数十年生きて静男並みの死生観に到達したなら、それこそ『田紳有楽』のような詩を書くのかもしれない。インタビュー中、不意にアシモフがどうこうはじめるあたりも、相当量のストックがあることをうかがわせる。

    最初にも書いたが、イラストは松本大洋。わるくはないが、ふたりの下手八、うま二イラストが今回はないので、すこしさびしい。
    長嶋有、森山未來両氏との対談もイマイチ盛り上がりにかけるため、やはりファン以外は読まなくてもいい本だと思う。

  • 長嶋有はなんだか好きになれない
    森山未來との対談はよかった

  • 兄の故意の悪意がたまらなく好き。弟はいつでもぽけぽけしててかわいい。
    ロングインタビューを読みながら、過去作を聴く贅沢さよ。

  • 見開き1ページのエッセイながら、兄弟のアーティスティックな感性が伝わってくるのがファンとしては嬉しい。ロングインタビューはデビューから遡っている為とても読み応えがあった。

  • コラム集、対談×2、長編インタビュー、キーワード事典と盛り沢山の内容となっています。二人の文章については前作「あの世で罰を受けるほど」で知る人ぞ知る存在ではあったと思いますが、今回それに加えてインタビューが充実。来歴を余すところなく語ってくれています。ライブでご本人達がおっしゃるには、レコーディングで多忙な最中の収録だったため、「やや不機嫌」な感じだそうですが、2時間のライブで一組のアーティストの音楽を聴き続けるのが「とにかく苦痛」と断言する辺り、ただ者ではありません。ま、これを読む人たちはそんなこととっくに御承知でしょうが。

  • ジュンク堂天神店で買った。帰省からUターンする新幹線の中で読む為にと思い買い、ちょうど五時間程で読み終わった。

    エッセイ、インタビューは私としては貴重で、キリンジの2人も特別な人間というわけではなく、至って普通の感覚を持った人達なのだと、親近感を覚えてしまう内容。

    ロングインタビューでは、デビューアルバムから最新(当時)のアルバム『BUOYANCY』まで、赤裸々な話を引き出している。

    挿し絵が松本太洋というのも贅沢。

    あの世で罰を受けるほど、も読んでみようかなー。

  • 兄弟バンド「キリンジ」のエッセイ、インタビュー、長嶋有や森山未来との対談。

    エッセイは、ファンじゃなくても楽しめるはず。ゆるい。そして時々鋭い。
    特に高樹(兄)は、エッセイの構成や文体がうまい。

    あと、作家の長嶋有との対談も、どーでもいいことばっか喋ってるが面白い。

  • キリンジ好きならたまならない内容。松本大洋の絵がとてもいい。

  • ミュージシャンのミュージシャン。堀込兄弟=キリンジのエッセイ。音楽もすごいけど物書かせるともっとすごいよ・・・。
    ヤスの冒頭文にやられっぱなしでした。兄はじわじわとくる笑いがあるね。

  • 随筆 王道だったり邪道だったり

  • やらなきゃいけないこと、読まなきゃいけない本をほっぽり出して一気に読んだ。

    エッセイ(特に高樹氏の引いた視点)の日常風景の切り取り方には感心するし、同類と思っていた長嶋有との対談もたまらない。

    またミズモトアキラ氏によるロングインタビュー記事では、デビューから2010年までの音楽制作を中心に、いろんなエピソードをストレートに語っていて秀逸。

    弟のすっとぼけ具合と歌声、楽曲とのギャップに改めて感心した。

    キリンジの詩、曲ともにまだまだ深く聴いてみたいと思わせる内容だった。

  • ダ・ヴィンチ連載のエッセイ(TVブロス連載の前作より、オシャレ度upしてる感じ?)と対談、10年の歩みを振り返るインタビューなどもファンには嬉しい。読みごたえあって面白かった!

  • ファン目線で★5!エッセイもじわじわ面白い。なんてことない話ばかりだけど目線が二人ともひねてるwエッセイひとつひとつに松本大洋の挿絵がついていて贅沢~。文化人・芸能人のファンが多いんだよなぁ。
    ロングインタビューも友人でもあるミズモトアキラさんだからこそ聞けたつっこんだ話満載でお腹いっぱいだった。奇林辞(キリンジ辞典)もどうでもいい情報だらけ!兄の左右の足の大きさが違うなんて情報ホントどうでもいいw

  • アーティスト、キリンジの単行本。エッセイ、長嶋有、森山未來との対談、デビューからを振り返るロングインタビュー、キリンジにまつわる言葉をあつめた辞典「奇林辞」と盛り沢山の内容。世の中をキリンジ眼鏡をかけて観察されてるお二人の、思わずクスリとする一冊。

  • この人たちの言葉のセンスがすごーく好きだ。
    この題名しかり、意外な組み合わせがうまいというか。
    「小股もシャープな…シスター」とか「ベリーロールで大見得切れ」とか
    「銀砂子のピンボール」とか、和洋のイメージがここまで小粋に結合してるのって、快感。

  • 『あの世で罰を受けるほど』よりも随分と文章がうまくなっている気がする。
    ロングインタビューを読んで、私のキリンジ歌詞の受け止め方が間違っていなかったようで嬉しく思った。

  • 一気に読んでしまった。十年を振り返るインタビューがすごいボリュームで、特に読み応えがあった。あの頃には語られなかったようなことも、案外あっさりと語っていたりが面白い。デビューの頃からのアルバムを、聞き返してしまった。

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