志村正彦全詩集

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著者 : 志村正彦
  • パルコ (2011年2月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891948801

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志村正彦全詩集の感想・レビュー・書評

  • 文学全集みたいな函入の装丁。
    シンプルな本。思っていたより小さくて軽かった。

    予想外の縦組み。
    眼で見るよりも耳で聴くほうがなじむと思っていた彼の言葉は、
    想像以上に、縦組みが似合っていた。
    整ったリズムが生きていて、とても美しかった。
    志村は詩人だったんだなあ。今更のようにそう思いました。

    1年間はずっと、形になるものが欲しくてたまらなかったけど、
    1年を過ぎて、涙もあまり出なくなった今、
    こうして「全」と冠された本が出ることには一抹の寂しさがあります。
    形よりも、続いていくものが欲しい。
    なんて。わがままな心理ですけれども。

  • 音楽とことばのインタビューで「実生活で満足してしまったらいいものは書けない、詩の世界に殉じている」とまで言いきっていた志村正彦の最初で最後の「全詩集」。
    そんな思いで読むといちいち胸に刺さってきます。

  • こういったものが出るのって、いいことなのかな、と少し考えてしまうところもあるのですが、なんだかんだ言って欲しくて買っちゃった。
    歌詞は歌詞カードを見れば事足りるわけだけど、こうやってCDごとという垣根を越えて、つらっと読むことが出来て始めて感じることもあるんだなぁ。
    シンプルな縦書きで、余計な言葉がないのがよいね。
    やっぱり彼の書く詩はドツボです。本棚に大切にとっておきたい。

  • 実はいまだに志村くんがいないことに実感が持てないまま1年以上経っている。ふしぎな歌をつくる人だと思っているけど、目で読むとまたちがう印象を受けるね。これでもかというほど丁寧に箱入りで、でも中は詩集とすこしのライナーノーツのみのシンプルさに製作側の本気をみた。あいされてるね。

  • まるで文学書のような装丁で
    なんだかとっても重みを感じました。

    詩が全部縦書きなのもよかった。

    ページの質感も好きな感じだけど、
    すこしシンプルすぎな感じも。

    でもこうして一冊の作品として
    手にとって彼の思い描いた世界を垣間見れるのは
    とても嬉しいです。

    たくさんの人に届きますように。

  • 最近ふとフジファブが聴きたくなって、これまでの音源を聴き直していたんだけど、メロディラインはもちろんのこと、やっぱり志村君の詩がすばらしい。音源なしで、あくまでも詩集として読んでみたくて図書館より拝借。いやー、いい。韻の踏み方、繰り返し、強く、強く訴えてくるような!!!の嵐、涙を決してこぼさず走り抜けるような疾走感、時折のノスタルジックなですます調…夜に一気に読んでしまいました。彼は詩が先だったのかな。それにしてもこの詩をまた、あの奇妙なメロディにのせていくって、それもまたすごい。ファンはずっとファンだろうなぁ。わたしでさえずっとずっと聴いて、今度は歌詞もかみしめていこうと思っているのだから。

  • フジファブリックといえば、優しくかつ激しくかつスタンダードかつエロくかつヘンテコな音楽、そして癒される歌声が素晴らしいのですが、やはり詩も素敵なんです。そんなフジファブリックのボーカル、故:志村正彦さんの詩集です。弱さも激しさもありのままを言葉に、そして活字に。気休めの励ましではなく、弱い心に、そっと寄り添ってくれる優しさがあります。

  • 大好きです。
    言葉だけだから、ずしっとくる。

  • 音楽がなくても詩だけでも充分魅力的だけど、やっぱりあの歌声を聴きたいと思ってしまうわたしはわがままなのかな?
    バウムクーヘンが一番好きです。

  • 2009年12月に急逝した、フジファブリックの志村正彦さんの全詩集。

    志村さんの詩はどこかヘンテコです。
    でも、とても優しくて、とてもストレートです。
    そんな所が大好きでした。
    本当に本当に大好きでした。
    もうこの世にいないなんて未だに信じられないけれど、志村さんが遺してくれた言葉たちを大切にしていきたいと思います。
    『笑ってサヨナラ』できる日まで。

  • 箱から取り出して開いてみたらまさかの縦書き!
    え?あの妙な歌詞を縦書きで並べて大丈夫?
    とまで思ってしまった(笑)

    しかし、実はまだ全部に目を通しきれてない。
    読めば自然とメロディーが浮かび、同時に志村の声が聴こえて来る。
    今のフジファブリックも好きだけど、これを読むとどうしても志村側へと引っ張られてしまう。
    忘れたいとも、忘れなきゃとも思ってないけどまだやっぱ辛い。

    いつか全部読み終える時が来るのを待ちたい。

    装丁はとても好きです。
    最後にちょこんと落書きされたようなイラストも(笑)

  • ふと読み返したくなる時がある。その時は無音で。

  • (志村正彦著/PARCO出版/2000円)ブックデザインは名久井直子さん。
    http://www.amazon.co.jp/志村正彦全詩集-志村正彦/dp/4891948809

    今回2冊目のクロス装の本。紙管原紙のような粗野なボール紙でつくられた函、これは留めてあるステッチ(ホチキスのようなもの)が銅色なのもすてき。本体はブルーのサテンが使われたクロス装で、そこに著者が描いたヤクザネコが空押しされている。白くてしなやかな本文もよく、各詩のタイトルの入り方が自由なところも、なんだか本書に合っているような気がして好き。そして花切れがアクセントになっているところも、細部まで丁寧につくられたことが伝わって高感度大。

  • 改めて惜しい才能を亡くしたと思う。
    この人の詞が私は大好きです。

  • 彼の言葉に触れると
    どうしても涙が出てしまうのです

  • こんなにじっくり歌詞を読んだことがなかったから、なんだか変な感じがした。でも、志村の才能を再確認できた。深い青が素敵。ありがとう、志村。

  • フジファブリックの志村正彦さん、亡くなってから彼の才能に気付きました。 この本は、彼が発表した作品がすべて収録されています。ある意味、これにてすべてというのは、とても悲しいことです。 普段、歌詞というものは見ない自分ですが、詩を味わいたいと思います。 名久井さんの装丁にも、出版社のこの企画にも、志村さんは喜んでくれているでしょう。

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