緊褌一番: 土俵愛国技・大相撲復興のための四十八手

  • 日之出出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891981310

感想・レビュー・書評

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  • 前半は懐古趣味。中盤から「お、なんか新しい提言とか、いいんじゃないの」と思いつつ読んで、後半になったらまた懐古趣味。

    いやそれにしても、相撲ってこれからどうなっていくのかねえ。衰退していくイメージしかないな。
    そこをどう盛り返すか考えるかってのは、マーケティングの練習として面白いと思う。

  • 短いコラムから、かつての相撲界の様子や相撲界の常識などが把握できる。
    土俵がない力士全員長屋住まいの小野川部屋。そこに所属していた信夫山関の「今、一丁」、今のぶつかり稽古とかつてのぶつかり稽古の違い、相撲中継を見ながら仲間と口角泡を飛ばして議論した新弟子時代など、北の富士さんが現役時代、親方時代の話は、特に熱くてワクワクする。

  • 元横綱であり、師匠としても千代の富士・北勝海の二人の横綱を育て上げ、今は教会には所属していない北の富士さんだからこそ語れる相撲界への提言や、禍根お相撲界のエピソード等が満載。

    ちなみに、「緊褌一番(きんこんいちばん)」とは、
    手元の「大辞泉」によると、
    「気を引き締め、十分な覚悟をもって事に当たること」とのことです。

    「緊褌(きんこん)」は、褌をかたく締めること。

    この言葉、もはや相撲界だけでしか通じないかもしれませんね。

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