アーユルヴェーダ―日常と季節の過ごし方

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制作 : 稲村 晃江 
  • 平河出版社 (1987年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892031236

アーユルヴェーダ―日常と季節の過ごし方の感想・レビュー・書評

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  •  古代インド医学のアーユルヴェーダは、医学的側面のみならず哲学的側面を備えた統合的学問であるという。健康の保護と病人の治療を目的にし、人間の治癒力を最大限に引き出して早期・完全治癒を得る方法を追求するのが特徴らしい。 1980年代にインド各州に4〜5の大学が開校され、西洋医学と古代インド医学を同等レベルで学ぶことができるようになった。日本ではもこうしたアジア圏の優れた思想・学問に触れる機会が増えればよいと思う。

     Webによると、訳者の稲村晃江氏は昭和18年生まれ。保健婦として森永ミルク砒素事件の追跡調査に携わり、単身渡印しアーユルヴェーダを学ぶために33歳で大学入学。20年間滞印し現地でアーユルヴェーダ医として働く。夫(在学した大学の教授)もアーユルヴェーダ医。大阪と鳥取に研究所を開き、一般の方向けに学ぶ場を提供している。

     一日の過ごし方、季節に応じた過ごし方等々、これが人をして常に健康を保つ方法であり、他にはいかなる方法もない。(序文より)

     健康に生きるためにどのような行動や栄養接種が望ましいかを具体的に解説。3つに大別した体質毎に細かな処方を提示。アーユルヴェーダ大学のカリキュラムや学内施設図などの情報を含め、その学問大系を一般読者にもわかりやすく示した良書と思われる。

     以下参考まで引用:

    ●運動療法
    自分の体力の半分の力で運動を終了するための基準(その人の体力の半分の力まで運動がなされた時の特徴):
     (1)心臓が正常に機能していてヴァータが口にくるとき、つまり、ハァー、ハァーと息切れがしてきた時。
     (2)腋窩、額、鼻の上、手足の関節に汗がにじみ、口が乾いてきた時。

    ●季節の過ごし方
     (秋)秋には常に苦み毒物を混合したギーを飲用し、催下法、瀉血を施行する事は、増大したピッタドーシャ抑制の最も有効な方法である。
     (初冬季)抗ヴァータ性油剤で、身体、頭部を老いるマッサージする。専門家レスラーと、自分の体力の半分の力でレスリングする。そのあと、所定の方法に従って四肢の筋肉を足でふむ。

  • 「アーユルヴェーダ 日常と季節の過ごし方」
    なかなか面白い本だったが、インドに特化した内容も多く、また有益とされるものも日本では手に入るものが少なく、実用書というより読み物として楽しめた。
    特にサンスクリット文献の記述は興味深かった。

  • アーユルヴェーダで推奨される日々の過ごし方が詳しく紹介されています。
    カタログの感覚で、自分ができそうなことから生活に取り入れればいいのかなと思います。
    ただ、日本では手に入れづらいハーブや道具もあるので、全てを実践するのは難しそうです。

  • 辞書的に参考になります。
    病気から育児、朝起きてから何をするかなど色々書かれているので読むだけでも興味深い。
    しかし日本では入手しにくい薬草も多い。

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