最後の日記

  • 平河出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892032226

感想・レビュー・書評

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  • ただ星の一部であることを受け入れれば、悩むべきことは少ない。「年とった男や女を見るがよい。なんと老衰し、迷い、不幸で醜く見えることか。それは生のことも死のことも実際には何も理解しなかったからではないのか?彼らは生を使い切り、自己、「わたし」、自我を育て、それに力を添えるだけの絶えまない葛藤によって、自分たちの生を浪費しきるのである」

  • 楽だからと言って、人が言ったことを真に受けるんじゃなくて、ちゃんと自分の頭で考えて、自分の答えを見つけて、ぶれずにその生き方を貫くことが大事だということ。
    ソローの『森の生活』と同じような読後の感触がありました。

  • クリシュナムルティを初めてひもといたのは、昨年の10月20日のことだった。この1年間で関連書も含めると41冊読んできた。翻訳書はあと10冊前後しかないはずだ。四十半ばを過ぎて、よもやこれほどの衝撃に遭遇するとは思わなかった。

    http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20101019/p6

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著者プロフィール

1895年、南インドに生まれる。神智学協会において来るべき世界教師としての教育を受け、〈星の教団〉の指導者となるが、1929年、「真理は組織化しえない。私の関心はただひとつ、それは人々を、完全に、かつ無条件に自由たらしめることである」として、同教団を解散。以降、あらゆる権威や組織によらず、独力で真理を探究することの重要性を説き、一自由人としてさまざまな講話や対話を行いながら世界各地を巡った。その一貫した懐疑の精神と透徹した語りは、幅広い聴衆に深い影響を与えてきた。オルダス・ハクスレーやデヴィッド・ボームをはじめ、交流を深めた知識人も多い。1986年、カリフォルニア州にて逝去。

「2021年 『〈生のアーティスト〉クリシュナムルティの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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