人間の四つの気質――日常生活のなかの精神科学

  • 風濤社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892191855

感想・レビュー・書評

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  • シュタイナー教育を学ぶために手に取った本。

    シュタイナー教育論における4気質論では、胆汁質、粘液質、多血質、憂鬱質に分類される。どれかに必ず分類されるのではなく、一人の中に複数存在している。

    本書は、記憶力、適切な思いつき、思考、気質、心身を元気にする七つの方法、食べもの、健康、心魂の調和を築く五つの方法、人体リズム、人生設計、運命というテーマについての講演録となっており、日常生活での適切な思考のあり方、提言などがまとめられている。

    ルドルフシュタイナー入門としてはやや難解ではあるが、読み進めやすいのでないか。

  • 期待していたほど新しい発見はなかった。

  • 冒頭の編訳者はしがきにあるように、とっつきにくい印象の本。「胆汁気質って何?」「エーテル体って何?」というのが、体系的に網羅されている。独特な語り口と視点。
    その語り口のせいでもあるが、たいへん意外なことに、自己啓発とよく似た方法論が一部提示されていることに驚く。

  • 今まで読んだ気質の本よりちょっと難しい。シュタイナー著作なので原点にふれられます。

  • 興味はあれどもなんかぼんやりとしてつかめない。難しい本が読めないワタクシですが(とほほ)、シュタイナーの本を初めて曲がりなりにも最後まで読めました。テーマが「日常生活」であることと、編訳者の西川隆範さんの力が大きいと思います。なんとなく、野口整体とか、甲田光雄先生の本と同じノリで読めました。
    私はとりあえず、物を置いた場所を詳細に覚えておくというのを心がけておこうと....^^;
    最初の編訳者はしがきだけでも目を通すと面白いですよ。

  • シュタイナー教育に興味があり、読んでみた一冊。
    教育に特化せず、人間の欲求や本能を客観的に分析した本。

    様々な望みの中に「この望みは、今満たされるべきではない」
    といえるものを見出してその望みを抑制してみる。
    すると、その望みの抑制はその意思の強化、
    アストラル体に対する自我の支配の強化に良い影響を与える。
    行わなくても害にならないものを断念してみろ。

  • 最近興味があった食事の事や
    食事を食べる事によって取り入れられる生命エネルギーについてなど
    わかりやすく書かれてあった。
    自分の興味がる事について
    シュタイナーははるか昔に体系化していたみたい。これから何冊か読んでみよう。

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著者プロフィール

ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)
哲学博士。オーストリア生まれ。ウイーン工科大学で、自然科学・数学・哲学を学ぶ。ゲーテ研究家・著述家・文芸雑誌編集者として世紀末のウィーン・ワイマール・ベルリンで活躍。帝政ロシア生まれのエレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー創唱になる神智学協会のドイツ支部事務総長就任後、袂を分かち、人智学=アントロポゾフィーを樹立。スイス・バーゼル近郊ドルナッハに自身設計した劇場と大学を含む「ゲーテアヌム」を建設し、普遍アントロポゾフィー協会(一般人智学協会)本部とした。

「2023年 『人間発達論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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