宗教の本質は祈り、神秘学の本質は瞑想。日本のシュタイナー学の第一人者が宗教と神秘学の関係を世界史的視野でとらえた基本書。
東京・代々木生まれ。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、ルドルフ・シュタイナーの思想と出会う。1973年まで慶應義塾大学文学部で美学と西洋美術史を担当。その後シュタイナーとその思想である人智学の研究、翻訳を行う。 著書に『ヨーロッパの闇と光』(新潮社)、『シュタイナー 哲学入門』(岩波現代文庫)、『シュタイナーの人生論』(春秋社)、訳書にシュタイナー『神智学』(ちくま学芸文庫)、 シュタイナー『ニーチェ──みずからの時代と闘う者』(岩波文庫)その他多数。 「2022年 『シュタイナー教育入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」