屋久島 まぼろしの巨大杉をさがせ!

著者 : 遠崎史朗

• 風濤社 (2015年6月18日発売)

作品紹介・あらすじ

夏休みに父の故郷、屋久島へとやってきた五年生の新。学校でささいなことからイジメにあって、むしゃくしゃしている。同学年のいとこ健太と祖父とで縄文杉に行くことになるが途中で仲違いをして、祖父の家に戻ってきてしまう新。そこにいたのは、活発な女の子、道子だった。

山猿のような健太、勝ち気な道子、イジイジの新――。あらためて縄文杉への山登りがはじまる。ようやくたどりつき感動の三人。しかし大雨にあい遭難……洞窟で一夜を過ごし、つぎつぎと訪れる苦難……とうとう目の前に〈神の幻の巨大杉〉があらわる！美しい自然のなかで真の友情を得る、少年少女の成長物語。人気漫画原作者、初の児童文学。小学中・高学年向き。

著者プロフィール

1943 年生まれ。屋久島の小杉谷中学校教師の傍ら山岳ガイド『屋久島連峰』出版。東京で週刊少年ジャンプ編集員を経て、漫画原作者として独立。以後現在まで多数の漫画連載執筆。代表作『アストロ球団』（画・中島徳博）、『K』（画・谷口ジロー）、『ゼロ』（愛英史 名義、画・里見桂）、『緋が走る』（ジョー指月 名義、画・あおきてつお）他。

「2015年 『屋久島まぼろしの巨大杉をさがせ！』 で使われていた紹介文から引用しています。」