- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892386190
感想・レビュー・書評
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<NIGHT OF THE GARGOYLES>
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デイヴィッド・ウィーズナーの絵がとっても怖くて、だけど目が離せない…
真夜中に動き回るガーゴイルたちはどこか滑稽で、憎らしくて、だけど愛嬌あふれる様子で…
全世界のガーゴイル好き、必見の一冊 -
博物館の建物の雨樋のガーゴイルたち。
夜になるまではぴくりともしないガーゴイルたちだけれど、夜になると自由に動き回る。
飛び回ったり、館内に入って甲冑と戯れたり、噴水に集まって水浴びをしたり…。
その姿を見た警備員は怖がって報告するけれど、誰も信じるものはいない。
そうして、夜が明ける前に元の場所に戻るのだ。
ガーゴイルたちの話。
絵は「かようびのよる」の作者のデイヴィッド・ウィーズナー。
モノクロでガーゴイルたちの不気味さが伝わってくる。
絵はリアルでいいけれど、日本語が分かりにくくて退屈。
ガーゴイル視点の文章だから読みにくかったのだろうか。
言葉遣いは粗野。
もう少し文章は短くてもいいと思った。
絵だけでも十分伝わる。
ガーゴイルという言葉自体が一般的ではなかった2000年よりまえには物珍しさもあってよかったのかも知れない。
ガーゴイルって、魔除けのオブジェだと思っていたら雨樋の役割もあったとは。 -
ガーゴイルって雨桶だったのか…
白黒で(鉛筆画?)で繊細に描かれた絵が幻想的で素敵!
鳩とかガーゴイルの目とかが印象的かなあ -
ガーゴイル
って 雨樋なの?
と いうことを知ることができました(笑)
絵がすきですが、もっとhorror感があった方がもっと好きになれた。 -
(外語翻訳:Night of the Gargoyles/夜晚的吐水怪)
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ガーゴイル:建物の屋根やひさしからつきだした、奇怪な人間や動物のかたちをした雨どい
苔のはえた舌で
彼らは水をなめ、
かぎ爪で互いに水をひっかけあう。
不明瞭にくぐもった、
ガーゴイル笑いが低くひびく。
ガーゴイルたちの硬い石の体の内側には、
笑いが転がるだけの空間がないのだ。 -
絵は白黒で、力強い。文字の並びが素敵で、ぐっと惹きつけられる絵本だった。ヨーロッパなんかの石造りの建物なんかの上の方にあったりするガーゴイル(石でできた、雨水をおとすためのもの。怪物なんかの形をしていて、その口から雨水を吐き出す)のお話で、そのガーゴイルが動き出したりする。ちょっと怖いし、シュールだから子ども向けじゃないけど、とても、いい。
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ガーゴイルって雨樋だったんだ!
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世にも珍しい、ガーゴイルが主人公のシュールな絵本。
子供は泣くかもしれません。