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- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892386367
感想・レビュー・書評
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「それ」を取り囲んでいるのは
法服の人々、弁護人、警察官、被害者、加害者、
それぞれの関係者に傍聴人。
曝されているのは
捉えられ、今や瀕死の『罪』
私達はそれを裁かなければならない。
ウィルスの様に何の罪も無い、善良な人々を脅かした者には『罰』を与えなければならないからだ。
バンサンは光と影。
それに1本の筆のみを用いて
神聖なる苦悩を描き出す。
(人が人を正しく裁く事など出来るものか。
ここは、神の領域なのだ。)
ただ、そこにある光が頬を撫で
同時に存在するあ影が頭を下げろ、と抑えつけている。
それでも人は人を裁かなければならない…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016 9/17
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これは名作!20年に及ぶ裁判所でのバンサンのスケッチは、裁判所でのドラマを柔らかいタッチで描きつつ、スケッチが生む疾走感みたいなものもあって、読みやすかった!
また裁判に関わる人々にに対して、視線が優しくて良い!やっぱりこうでなくっちゃ! -
個人的には大好きな絵本。映画を見ているような感じすら受けます。機会があれば、是非。
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