海辺のくま

  • ビーエル出版
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (45ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892386541

感想・レビュー・書評

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  • 少女クララと暮らすくま、父さんを欲しがって、手紙を海に流したり、海や生き物たちに尋ねたり…父さんのイメージと欠落感だけがいやにはっきりしているのが、切ないほどいじらしいですね。

  • お父さんってどんな存在なんだろうって考えてしまう作品です。

  • みなしごのくまはクララと海辺に暮らしていましたが、恋しいお父さんをさがしにいくことにします。

    図書館のお話会で出会った一冊。ちょっと「うまい話」すぎるかなと思うのですが、子どもにはすっと届いたようです。イヤイヤ期でパパ大嫌いなはずの息子が、この絵本を読んで、泣きそうになっていました。お父さんに会いたい、という、くまの切実な思いに胸打たれたようでした。

    ただ、文章が翻訳調で、なにしろ読み聞かせづらいです。適当に表現を変えて読んでいます。
    (2歳4ヶ月)

  • 可愛い。子どもが理解してないのは分かりつつも、自分が読みたくて読み聞かせてしまう。温かい気持ちになる絵本。

  • クララと共に海辺で暮らすくまは、とうさんがほしい。
    『こいしくなれば、心に穴があいて/すうすうします。』
    とうさんのかしこさやすてきさを持ったやどかり。
    作:クレイ・カーミッシェル、訳:江國香織

  • そんなにそんなにすてきなひとには、まだ会ったことがないわ
    だから自分で、見つけにいかなくちゃいけない
    だけどその幸せは、絶対にその形でなくてはならないなんてこと、ないんだよ

  • 訳が江國さんだからなのか、もともとの作者の作風なのか、私にはあんまりしっくりこなかったなぁ。

  • 一人でも、まもられ、きにかけられ、愛されていれば、いいのよねー

  • とある海辺の島に父さんがほしいクマが住んでいた。
    クマはクララという女の子と一緒に住んでいたけれど、父さんの夢を見たり、父さんに手紙を書いてみる。
    とうとう、クマは父さんを探しに出ることにする。
    出会った生き物に父さんを知らないか尋ねてみるけれど、みんなそんな人には出会ったことがないと言う。
    最後に、ヤドカリに出会い、空の上のおおくま座のクマを教えられるけれど、空のクマの家は空だから降りて来れないと知り、自分の家はクララの住む家だということに気が付く。
    海辺の家に戻ったクマはクララにあったことを話して聞かせるのだった。

    まず絵がかわいい。
    お父さんを求めたけれど、お父さんという人はいなくても、一緒にいてくれる人がいる。
    なんとなく、最後強引にまとめていい話にされた感じがするけれど…。

    出会ったことのないお父さんクマについて、想像で理想を話すと、みんなそんな人物に出会ったことはないと言うのが笑ってしまう。

  • 絵本。
    ちょっと良かったがな。

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