絵本を読みあうということ: 読書療法の向こう側とこちら側

著者 :
  • ぶどう社
3.86
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892401305

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • さあ今回の本は感動作だよ!著者の村中さんはお年寄りに絵本を読み聞かせをされているんですよ。一見地味な毎日ですが、絵本の力はすごいですね。毎日繰り返していると少しづつお年寄りに変化が出てくるんですよ。本書ではその地味で小さいけどドラマチックな変化が記録されているよ!それに対する村中さんの考察も味わい深いですよ!これはもう、若い頃には実感できない境地じゃないんですか?ある程度自分も年をとって両親が老いたことを実感して初めて腑に落ちる境地ですよ!地味だけどドラマチックな日々の記録!人間いつかは辿る道!さあ読みましょう読みましょう!!

    “「読書療法」の向こう側とこちら側 村中李衣”
       https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/06/16/203107

著者プロフィール

ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科教授
児童文学作家・児童文学者
保育園・幼稚園・図書館・児童養護施設・老人保健施設・刑務所など様々な場所で絵本の読みあいを続ける。
『チャーシューの月』(小峰書店)で,日本児童文学者協会賞。
「長期入院児のための絵本の読みあい」(西隆太朗と共同研究)で,日本絵本研究賞。
『あららのはたけ』(偕成社)で, 坪田譲治文学賞。『こくん』(童心社)でJBBY賞。
主な著書に、『感じあう 伝えあう ワークで学ぶ児童文化』『「こどもの本」の創作講座』(以上、金子書房)、『保育をゆたかに絵本でコミュニケーション』(かもがわ出版)、『幼児理解と保育援助』共著(建帛社)など。

「2024年 『立ちあう保育 だから「こぐま」にいる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村中李衣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×