鈴木いづみ 1949‐1986

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  • 文遊社 (1994年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892570148

鈴木いづみ 1949‐1986の感想・レビュー・書評

  • 読み進むうちに、言葉によって再構成された鈴木いづみの幽霊が傍に立つような、不思議な感覚に陥った

  • 作家としての鈴木いづみより、人間(女性)としての鈴木いづみに興味を持っているから、実際に彼女と関わりがあった人々の評伝というのはとてもおもしろい。
    「実はこういう人だった」という意外性は、本人ではなく大抵周りが分かっていることなので。

    本当に苛烈に、すごい速度で生きた女性なのだということは、これまでのイメージ通り。
    ものすごい電話魔で手紙魔だという、意外な一面もわかったり。

    夫で、29歳で夭逝した阿部薫とは、出逢うべくして出逢い、惹かれ合うべくして惹かれ合ったのだ、ということも、この夫婦を身近で見ていた人の言葉で、実感した。
    才能がぶつかり合いまくっていたのだろう。こんなに激しい夫婦、そうそう他にはいない。

    もしも彼女が生きていれば60歳。今のこの時代に対してどんな過激な言葉を吐いてくれるのか、気になったりします。

    1冊1冊読むごとに、残された関連書が少なくなっていく。それが悲しい。

  • 彼女の人生は精神的にも肉体的にも痛々しい。

  • 高校を卒業する1994年3月、演劇部の卒業公演に客演することになっていたわたしは、演出を担当していた友人の撮るスナップ撮影のために、ヴィデオキャメラを持って出演者全員で代官山へ行った。そのフィルムはもう、なくなってしまったそうだが。そのとき、代官山の書店で見つけたこの本は、わたしに『鈴木いづみ』というインパクトを植え付けた。速度が問題なのだ。つまり、生きる速さだとか。そんなことを二十歳のころ、真剣に考えていた。いまはもう、年をとってしまった。あるいは、速度が足りなかったのかと、今でもときどきつよく思う。

  • 長電話が好きと云うことと、女のおかまみたいな人だったということがわかった。たぐちトモロヲの文章が好き。

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鈴木いづみ 1949‐1986を本棚に登録しているひと

鈴木いづみ 1949‐1986の作品紹介

モデル、俳優、作家、阿部薫の妻。サイケデリックに生き急ぎ、燃え尽き自殺した伝説の女性を38人が語る異色評伝。詳細年譜収録。

鈴木いづみ 1949‐1986はこんな本です

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