鈴木いづみセカンド・コレクション (4) エッセイ集(2) ギンギン

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著者 : 鈴木いづみ
  • 文遊社 (2004年12月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892570421

鈴木いづみセカンド・コレクション (4) エッセイ集(2) ギンギンの感想・レビュー・書評

  • この本は、セカンド・コレクションの4冊目ということで、わりと後期なのだろうか。夫の阿部薫が亡くなったあとのエッセイもあるから、そうなのだと思うが、ここが『新たなスタート』にはならなかったのが切ない。(のちに鈴木いづみは自殺してしまう)

    相変わらず、私をいい意味で刺激してくれる言葉がたくさん並んでいる。
    非常にあたまのいい人だと思うので、私の軽い脳みそじゃ理解しきれていないところも多々あるのだろうけど、感覚的に通じるものを感じるのです。
    20年以上も前の作ばかりだというのに、不思議と古さを感じない。むしろ、現代を予見するような言葉もあったりする。この人には、予知能力でもあったのか?と思えるほどに。

    『明るい絶望』とは、鈴木いづみの言葉であり、私は深く感銘をうけた。
    この意味を感覚的に理解できる人と出逢いたいと思ったりする。

    対談集のなかには、いまでも第一線で活躍している著名人との対談もあるわけですが、所ジョージさんって実はものすごくアクが強くてとっつきにくい感じの人なんだって初めて知りました。それも若さゆえか?

  • 阿部薫の死後の後期のエッセイ集。意外と(といっては失礼なのだが)「言葉」の世界にこだわった人だったのだなぁ、と読んで解った。「明るい絶望」って本人が自ら言っていたのか。それは「暗い絶望」よりも、湿っていない分だけもっと辛い。

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鈴木いづみセカンド・コレクション (4) エッセイ集(2) ギンギンの作品紹介

阿部 薫の死の絶望から、「明るい絶望」へ。SF論・GS論など、キャンプ指向を強めた後期の秀逸なエッセイ、対談ほか。 解説/田中小実昌

鈴木いづみセカンド・コレクション (4) エッセイ集(2) ギンギンはこんな本です

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