竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記

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制作 : ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ  Yoko Kawashima Watkins  都竹 恵子 
  • ハート出版 (2013年7月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892959219

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竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記の感想・レビュー・書評

  • 良かった、感動したなどという読後感がひんしゅくを買うのであれば、「心を打たれた」と言い換えよう。
    これまでも戦争物を数多く読んできたけれど、11歳の少女の目を通して語る体験談は初めて。
    終戦時の朝鮮半島を縦断する決死の逃避行と、引き揚げ時の苦労談は、淡々と語っているからこそ凄まじさが伝わる。
    1986年にアメリカで出版され、日本語版ははるかに遅れて2013年7月19日に世に出されている。
    たったひとりの少女の自伝の出版がこれほど遅れた理由は何なのか、それはもうこの際どうでも良い。
    今はただ、ひとりでも多くの方に読んでいただきたい。
    読み手の考え方で、突っ込みどころも数々存在する作品だが、著者のヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんの意図するところはただひとつ。
    後書きにあるように【この物語を通して、戦争の真っ只中に巻き込まれたときの生活、悲しみ、苦しさを世の中に伝え、平和を願うためのもの】なのだ。
    そしてもうひとつ。
    【戦争とは恐怖そのもので、勝負はなく互いに「負け」という赤信号】という言葉も、深くかみしめたい。

    なんでも韓国では、2005年に出版されるもその後発禁となったという。在米韓国人たちも、あちらで教材として扱われることに対してかなりの反対運動を繰り広げたと聞く。
    ということは、たぶん描かれていることは真実であるに違いない。
    本書の内容について予備知識が多少あった私が読むと、レイプ場面などはむしろ簡潔にさえ感じられる。
    ヨーコのお母さんが同じように自伝を出せば、更に熾烈を極めたものとなったろう。
    その母親が亡くなる場面では、涙・涙だったが。 

    ヨーコの姉・好の、ナウシカばりの凛々しさと賢さ、たくましさ。妹を思う優しさ。
    目的意識の明確さと自己管理能力の高さがなせる技だろうが、今の子供たちには圧倒的に欠如している部分だ。
    だがそういう私も、子どもの頃どれほどこのふたつを手に入れたかったことか。
    兄・淑世を決死の覚悟でかくまった朝鮮人夫婦の温かさ。ここも見逃せない。
    親交を深めた人々も、何人も登場する。
    食うや食わずの状態でも真っ先に子どもたちの教育を優先させた、賢明なお母さん。
    そんなお母さんの願いがかなって、その後のヨーコを教育が確かに支えていったこと。
    そして、心を鼓舞してくれるものはいつも家族の絆だったことも忘れたくない。

    こんなにも学ぶべきものがたくさんあるというのに、ページをめくる手が止まらなかった。
    遅読の私が、わずか数時間で読み終えたのだ。
    昨年新聞の書評で見てから「読みたい」と思い続け、ブクログの皆さんのレビューがそれを後押ししてくれた。
    ありがとう、レビュアーの皆さん。ありがとう、ヨーコさん。
    そして日本でも、アメリカのように中学の教材として使われることを心底願う。

  • 著者・ヨーコさんは、終戦後の満州からの引き揚げを経験し、

    日本に戻ってからも苦労をしながら学問を続けて、
    後にアメリカ人と結婚、渡米されています。

    この本はそんなヨーコさんがご自身の戦争体験を元に、
    1986年に書かれた一冊、アメリカの学校では副読本にもなっているとか。

    人の醜さと高潔さを同時に伺える、そんな印象が残りました。

     日本人の陰湿さも、朝鮮人の暖かさも、
     朝鮮人の残虐さも、日本人の高潔さも、

    その全てが綯い交ぜになって、人の本質が紡がれている、

    戦争は極限状態の連続ですが、人はその極限状態で、
    民族などとは無関係な“生の本質”をあらわすのでしょうか。

    一貫しているのは、共産主義勢力のエゲツなさ、
    これは、ソ連も共産支那もかわらない、さすがの毛沢東。

    ん、こちらであれば、小中学生にもフラットに読ませられると思います。
    戦争の悲惨さと陰鬱さ、その中でも失われない人間の尊厳、、

     “戦争とは恐怖そのもので、勝負はなく互いに「負け」”

    これに尽きると思います、ただこの一言に尽きると。

    圧倒的な暴力の前では人は無力で、翻弄されて、理不尽に“奪われていく”、
    そして関わった人は誰もが、何かしらを“失っていく”、それが故に、、

    戦争に“勝者”というものは存在しないのではないかと、
    そんなことを、真摯に伝えてくれると、そう感じます。

    そして、こういった書籍を副読本として使うアメリカの懐の深さは、さすがだなと。
    いつの日か息子が読むように本棚に並べておこうと、そんな一冊です。

  • 感動しました。
    戦争時の生々しい体験記として希少です。
    日本人として読んでおきたい一冊。

  • 難民になるとはどんなことなのかが、よくわかる。

    印象深いのは、京都に戻ってから、お母さんが最初に決めたことが、子供達の学校のこと。家も仕事もない状態、先が読めない状態で、子供の教育を真っ先に考えられるだろうか?

    いろんな意味での育ちの良さが、逞しさや凛と生きることにつながっているのだなぁと感じられた。

    反戦だけでなく、今を生きる、明日を生きることを考えさせられる本です。

  • 敗戦前後に朝鮮北部から半島を縦断し日本に引き揚げ、帰国してからの厳しい生活をたくましく生きる。安きに流されず、生きることをあきらめない強さに感動しました。
    日本の敗戦後、朝鮮人の中に、これまでの憂さを晴らすように凶悪な行動をとった人がいた一方で、自分の生命の危険を顧みず日本人を匿い、家族として遇してくれた人がいたことが書かれています。『夜と霧』の一節(P144)を思い出しました。

  • 半日で読了。戦争というものは、こんなに凄まじい体験を民間人にまでもたらす。そうして生き残った人間は結果的に得難い体験をして成長してきたのだとしたら、戦争のなくなった社会は衰退していくばかりだったりして。戦争賛美では決してないけど。

  • この本とは逆に、「半分のふるさと」という、第二次大戦中に日本で暮らしていた韓国の少女の自伝もとても良い本でお勧めです。彼女もいい日本人と酷い日本人に出会っています。抜粋が日本の小学校の教科書に採用されていることも「竹林〜」と重なります。
    川崎市立図書館ではフロンターレ文庫に選ばれています。

  • 満州からの引き揚げ、取った進路は違いますが祖母も通った道。
    そのときのことを聞こうとした母に「もう、忘れた」と言って語らなかった祖母(父方の祖母です)。
    それを母から聞いたときは漠然と「戦争は大変だった」と思ったけれど、この本を読んで私が想像していたことは本当に単なる「想像」で「漠然」としすぎていたと分かりました。

    今も世界のどこかで内戦や紛争があり、同じような苦しみがいまだに現実として存在しているのが哀しい・・・というより悔しいです。
    この本は、辿った道はアジアですが、世界中のだれが読んでも理解できる内容。
    これから未来に向かって少しづつでも平和で戦争のない世界になっていくように、いろんな国のいろんな世代の方々にも読んでほしいです。

  • 太平洋戦争終結後、朝鮮半島からの逃避行を綴った本。
    実際には朝鮮半島でのいきさつは半分程度、残りは国内での
    エピソードとなっています。
    誰を責めるでもなく、起きたことを淡々と記す様に、かえって当時の辛酸がしのばれます。
    後半は日本で前向きに生きていこうとする姿が記されており、好感が持てます。
    注目したいのは「日本語版刊行に寄せて」のところ。在米韓国人の嫌がらせが発生したことが事実として載せられています。
    著者も書いているとおり、親切な朝鮮人もいて、そのことも記されているのに、読みもしないで愚にもつかない嫌がらせをしている様は滑稽としか思えません。
    この国では、新聞やTVで旧軍=悪、中韓人=善とステレオタイプな表現が目立ちますが、いずれも誤りと思います。
    (勿論、戦中戦後に唾棄すべき振る舞いのあった軍人・官僚・民間人もいましたし、避難を助けてくれた中韓人もいましたから、要は人それぞれということで、民族の優劣という話では毛頭ありません。)
    数多の新刊が世に多く出るなかで、正しい歴史認識を得られる本書のような人口に膾炙されることを切に願い、評価させて頂きます。

  • 本日届いたばかりだが、一気に通読した。
    読み終わってまず感じたのは…
    「ただ感動した。」である。
    朝鮮人、ロシア人の残虐性を赤裸々に書いた
    反韓的な内容だと想像していたが違っていた。
    もちろん、上記の様な内容も含まれているが
    テーマは反戦であり、誇りを持ち強く生きる、である。
    特に、主人公であるヨーコや、その家族、友人達の生き方は
    日本人なら共感でき、また感動するであろう。
    極めて公平に書いている本書に対して、なぜ在米韓人が騒ぐのか
    理解に苦しむと共に怒りを感じる。多くの日本人に読んで欲しい。
    続編も邦訳を望む。

  •  東アジアの歴史に最近興味を持つようになり、満州に関する本を読んでいて、この本に出会ったのですが、平和ボケしている現代人からは想像もできないような話である。途中で休むこともなく、どんどん読み進んでしまった。最後に兄に会えてホントに良かったです。

  • ところどころフィクションが含まれているんだろうなという感はありますが、
    読みやすく、ドラマティックに描かれていますので
    満州引き揚げの入門書として、中高生におすすめしたい作品です。

    とにもかくにも、お姉さんの気丈さ、機転の早さに脱帽です。

  • 新聞広告で見かけたことがあり、興味をもった。
    お姉さんがいなければ日本に帰ってくることは出来なかったのでは…。それでもたった16.7歳。お母さんもお若いと思う。自分ではとてもこんな風にたちまわれない。
    知り合いの軍人による情報や、口ききがあってさえこの状況なのだから、一般の人ならさらに悲惨だったのではと思う。
    赤十字の列車内での話と、帰国後の京都のクラスメイトの話が特に辛い。当時の同級生ひどすぎない?

    子供の頃読んだ、おほしさまのレールを再読したくなった。
    続編もあるとのことなので、そちらも読みたい。

  • すばらしい手記であった。
    上下巻ともにすぐに読み終えてしまった。

    まず感じたことは、小説家と語り部とでは性質が全然違うということだ。
    当たり前のことかもしれないが、私は今まで意識したことがなかった。
    私は引き揚げについての手記を何冊か読んできた。
    その中で、著名な小説家が書いた引き揚げ手記を読んだことがある。その手記の
    内容は、文章の前後関係がまったく無く、非常に読み辛かった。
    手記の持つ独特の「味」なのかもしれないし、この書き方をすることで戦争の恐
    ろしさを読者に伝えているのかもしれない。
    私の好みでは、本書のような記述方法のほうが良い。作者自身に何が起き、どの
    ように解決していったかが知りたいからだ。
    本書は作者の体験したこと、どういった気持ちで日々を過ごしていったのかが記
    してあり、すぐに引き込まれてしまった。
    作者は、あとがきでも解説者から評価されていたように、語り部としての才能は
    すばらしい。

    私は作者の姉の気持ちが想像できてしまい、いたるところで涙ぐんだ。私には弟
    がいるからだ。
    母を京都駅で亡くし、兄も行方不明であった期間、姉は自分が母代わりとなり、
    作者を守らなければと奮い立っていたのであろう。
    治安の悪化した戦後の町中で、姉自身も相当怖かったに違いない。兄姉妹が助け
    合いながら生きていく様子に、何度も涙した。

    戦前・戦後の街中の様子も描かれており、本当に胸が痛んだ。
    戦争を知らない世代が増えてきている昨今、本書のような良書は必読書だと思う。
    戦争をすると、どうなるのか。一番被害を受ける一般国民はどうなってしまうの
    か。想像することのできる若者が少なくなっているのではないだろうか。
    本書から学べることはこれだけではない。
    ひとに親切にすることである。
    親切にすることを忘れなかった作者は、親切にしたことがきっかけで、状況を打
    開していく。
    作者は打算的に親切にしたわけではないと思うが、困難なときにこそ、助け合い
    や思いやりが大切なのだと気づかせてくれる本である。
    いろいろな人に勧めたい本である。
    私は二十代後半だが、もっと早くこの本と出会えていれば良かったと思っている。

  • 終戦時11歳だった著者の、羅南から日本への引き揚げ、日本での暮らしを綴った自伝的小説。
    父親が満州鉄道で働いていたようで、戦前戦中は比較的裕福な家庭に育ったようです。そこから一転して、朝鮮半島を横断する命がけの引き揚げ、日本にたどり着いてからも、頼る身内もなく相当な苦労をしています。
    それでも、敗戦のごたごたで混乱している中、娘二人の教育を優先する母の姿。生活していくために学業を修めながら働く姉の姿がとても凜々しいです。
    自分が10歳くらいの時を思い起こせば、著者がこのときどれほど健気に奮闘していたかもよく分かり、ありきたりですが「すごいな」と感嘆するばかりです。

  • 幼いころの戦争体験。北朝鮮からの引き上げについて、まさしく命がけで日本にたどり着き、一家再会するまで。
    よくぞ再会できたと思った。
    戦争に負けて、武装解除した途端に「日本人狩り」の対象になる。適齢期の女性は強姦されるので、トイレも立ってしたとか。民間人が生きて帰るのさえ困難だった。

    アメリカの教育課程の副教材になっているとのことで、読みやすかった。単に少女時代の記憶を辿った書籍なのに、在米韓国人からクレームがついたとのこと。事実にクレームをつけるというのが不可解なことであるが、それに対しても作者あとがきで真面目にコメントされている。

    続編も出ているそうなので、それも読んでみたい。

  • 少女時代の記憶を辿って書かれたにしては、かなり詳細だけど、それだけ子ども心に印象が強かった場面が多かったのかもしれない。
    これまで引揚者の方が書いた本はいろいろ読んでいるが、ヨーコさん達は帰国後もかなり苦労されたという印象。
    命がけで帰ってきて、生活もままならない中、きちんと教育のことを考えたお母様が素晴らしいと思った。

    続編があるということなので、こちらもじっくり読みたい。
    読むのが遅い私でもあっという間に読めた。

    たくさんの方達に読んで欲しい一冊。

  • 私の祖父母、父は主人公と同じく、朝鮮半島からの引揚者。
    当時の話をこどもの頃から幾度となく聞かされていた。
    だから、話の内容がイッチする部分も多く、「本当にそうだったんだな」と思うエピソードがたくさんあった。

    今の嫌韓ブーム(?)がくる前から、朝鮮半島の民族を知る人からの情報は、良い事でも悪い事でも説得力のあるものだ。

    この作品は、決して嫌韓ではなく、事実が書かれている作品だと思う。祖父の話を聞いて育った私だからそう思える。
    続編があるそうなので、日本語訳版を。

  • わずか10歳程度だった少女だった頃の激烈な体験をもとに数十年後に書いた話、なので完全なノンフィクションとして読むには冒頭から時系列などに”?”となる部分もある。(ソ連軍侵攻の時期や誕生日の描写など)

    また、引き揚げ時に苦労するまでは「人参嫌い」なんて言えていたという描写に顕著ですが、かなり裕福で恵まれた家庭の話であり、棄民と言ってもよい扱いを受けたといわれる一般移民の方の話とはずいぶんと隔たりを感じる。

    でも、当時10歳だったヨーコさん家族の壮絶な”生きるための戦い”であったことは紛れもない真実であろうし、政治利用の道具に用いられてしまうのはとても残念なことだと思った。

  • 日本人少女ヨーコの戦争体験記
    1945年は、朝鮮北部に住んでいた一人の少女にとって、最悪な年だった。日本人に対する朝鮮人の恨みは、日増しに濃くなっていった。日本が、彼らの国を統治していたからだった。
    重大な危機が、すぐ目の前にまで迫っていることも知らず、川嶋雍子は竹林に囲まれた家でなに不自由なく幸せに暮らしていた。
    しかし、それれから数年後に、想像を絶するような現実の真っただ中に陥ることなど雍子は知る由もなかった。それはあまりにも冷酷で悲惨なものだったので、雍子が大人になってからそれを綴るまでに、多くの時間を要したのである。
    彼女自身の悪夢の物語を書き上げた努力は、生き残る技を身につけ、幼いころ朝鮮から脱出時にみせた粘り強さと意志の証明である。彼女曰く・・・私はどん底のさらにどん底にいたのよ、と。
    「私は若い頃、生きるか死ぬかの戦をした。そして私は勝ったのよ」
    これは雍子の勝利の物語である。

  • 11歳の女の子が16歳の姉と母とで、朝鮮半島から日本へと引き揚げ、生き別れた兄と再会するまでのお話。読みやすい文章で一気読みして感動した。夫と息子がいない夜、突然逃げろと告げられて決心した母親の気持ちはいかばかりだったろう。祖父が子供4人を腰紐で繋いで満州から引き揚げてきた話を聞いていたので胸に迫る想いで読んだ。子供の目線で語られているのがすごいと思う。しっかり者の姉に反発し時には訳がわからず泣きグズる擁子が次第にしっかりしてきてやがて姉の苦労を知り感謝の気持ちでねぎらう箇所は泣けた。また、この混乱の時に家もないのに教育が第一だとまず学校を見つけて入学金を納める母親は凄いと思った。姉の凛々しさと勇気にも打たれた。同じ時代に京都でお嬢様として何不自由なく暮らしていた人を知ってるので、余計に戦争のむごさ、人生の対比をおもわずにいられなかった。続編が読みたい。2015.1

  • 戦争は悲劇としか言いようがないね。

  • 終戦を朝鮮で迎え、命がけで日本に引き上げてきた少女の記録。そういう苦労があった、とぼくも情報としては知っていた。が、知っているのと、読んで追体験するのとは大違い。情報が情報としてではなく、他人が経験した「記憶」として、身体に刷り込まれる。

    日本人も朝鮮人もやることはいっしょだな、と思う。国籍も民族も関係ない。悪党といい人がいるだけの話だ。日本人の悪党がやることは朝鮮人の悪党もやるし、朝鮮人のいい人がやることは日本人のいい人もやる。
    この本、アメリカで中学生用の副教材になっていたそうだが、韓国系の人の排斥にあったらしい。まことに見識の狭い、イタい話だが、日本人だってやるだろうな。

    続編があるようだ。読みたい。

  • 敗戦間際、母、姉とともに羅南を脱出した11歳の少女の自伝的小説。とにかくお姉さんがものすごく頼もしい。でも彼女も16歳……。
    ひとつの大きな不幸はあるものの、全体的に幸運に恵まれていて「小公女」のような読後感が。
    とにかく、戦争はしちゃ駄目だと強く思う一冊です。また帰国後の日本人同級生(お嬢様)による差別扱い(いじめ)の箇所に、心が痛みました。戦争云々より、荒んでるよお嬢様方……。
    続編も翻訳してほしいです。

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竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記の作品紹介

終戦直後の朝鮮半島と日本で、日本人引き揚げ者が味わった壮絶な体験を赤裸々に綴る、息もつかせぬ、愛と涙のサバイバルストーリー。

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