もっと変な給食

著者 :
  • ブックマン社
3.48
  • (10)
  • (18)
  • (26)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 184
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893087683

作品紹介・あらすじ

ここに紹介した献立は、ファストフードやファミリーレストランのメニューではなく、私たちの税金を使って、教育の現場で出されている食事です。子どもは、メニューを選ぶことができず、「残さず食べましょう」と先生に言われて、ハンバーガーやアメリカンドッグ、菓子パンが主食の献立を食べています。文部科学省は給食を「生きた教材」と言っているのに、「子どもが喜ぶからこれでいい」と見過ごしてしまっていいのですか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 笑った笑った

  • 本当にこの本に再現されているの給食はあるのか?と思うほどバランスの悪い、大人でも食べたくないなあという給食ばかり。自分の子供時代給食を思い出してもこのような給食はなかったんだけどな。

  • 読書録「もっと変な給食」3

    著者 幕内秀夫
    出版 ブックマン社

    p58より引用
    “ 子どもの健康などまったく考えない、や
    る気のない教育委員会は、調理師の手間やコ
    ストなど、米飯給食を実施できない理由をと
    ことん考えるものですが、そのひとつに、
    「ご飯ばかりでは子どもが飽きてしまって食
    べてくれない」というものがあります。”

    目次から抜粋引用
    “変な給食特別選抜地区
     前作『変な給食』へのご質問、ご批判にお答えします
     変な給食甲子園
     完全米飯給食を実行したリーダーに訊く”

     食に関する活動を行う著者による、学校給
    食の問題点を記した一冊。
     具体的な変わった給食メニューからそうな
    らないように改善した行政の首長との対談ま
    で、再現メニューのカラー写真と共に紹介さ
    れています。

     上記の引用は、前作を踏まえた質問に対す
    る答えの一文。
    毎日食べて飽きるようでは、主食とは言い難
    い気がしますが。
    私が子供の頃、日本は米余りで、古米や古々
    米や古古古米が問題だ、と言われていました。
    しかし、給食は週四日から三日はパン給食、
    子どもながらに言っていることとやっている
    ことがズレていて、何を考えているんだろう
    と思っていたことを思い出します。
     全国のいろんな給食を見ていると、献立を
    考える人の当たりハズレで、学校生活は大き
    く変わってしまうのだなと思います。パン給
    食が多くても、自分は随分と恵まれていたの
    だなと、今になると思わざるを得ません。
     家族の食事を人任せにしている時点で、あ
    る程度諦めておくしか仕方ないかも知れませ
    ん。朝と夜でバランスが取れるように、家の
    食事担当の腕の見せ所でしょう。

    ーーーーー

  • 給食大嫌い。パンも嫌だったけれど、マーガリンが死ぬほど嫌いだった。ぬめぬめしているし変なにおいしているし。
    嫌いなものを泣きながら食べたら絶対精神衛生上よくない。
    大人になったら自然に好き嫌いなんて減る。
    絶対に食べなきゃならないものなんてない。
    私は豆腐も厚揚げもコンニャクも昆布も嫌いだけど、それの代わりになるものはいくらでもある。
    給食があるだけで学校がイヤになるくらいだったら食べなくていいと思う。
    ほんっとに、給食大嫌い!!!!

  • ヴィレッジヴァンガードで見かけて欲しかった本。給食には、だれ考えたのってメニューが多かったけど、それは自分の学校だけじゃなかったって安心できた。炭水化物祭りみたいなのが多くて、バイキングだったらこういうふうになるだろうなぁって思った。炭水化物はおいしい。給食もおいしいのがいいだろうって考えかな…。ところどころでみえる著者の主張はつかれてぐったりだけど、気持ちは半分くらいわかる。

  • 教育福祉学科 3年 たかのさん

    実際にあった変な給食がいっぱい載ってます。食育について考えさせられる一冊です。


    資料ID: W0166817
    分類記号: 374.94||Ma 38
    配架場所: 本館2F手動式書架


    前編も、ご用意があります!!
    資料ID: W0157406
    分類記号: 374.94||Ma 38
    配架場所: 本館2F手動式書架

  • 斜め読みで写真を見ながらパラパラしか読んでいないので、評価は付けれず。

    ケーキや甘いパンなど、おやつが付いている給食が多いけど、食事に甘いものを出すのは反対。帰宅してから夕飯までの間におやつを食べる子供がほとんどだろうから、給食ではフルーツとか大学イモ位までがいいな。

  • 事件になり、改ざんされた資料、告発…。
    2冊目はダークなかんじです。
    でも読むべきです、この本。

  • 続編ですが、教育委員会とのやりとりはなかなか興味が持てます

  • 第一弾の本も強烈でしたが、さらにパワーアップ。地元の学校給食はまともだとは思うのですが、献立みるとありました。ラーメン、米粉パン、すまし汁。なのに、「よく噛んで食べましょう」と記載されている。無理だっつーの。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ベストセラーとなった『粗食のすすめ』、全国の変わった給食を集めた『へんな給食』の著者。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。山梨県の長寿村を知って以来、伝統食と民間食養法の研究を行う。日本列島を歩いての縦断や横断、また四国横断、能登半島一周などを重ねた末に、“FOODは風土”を提唱。

「2012年 『乳がん患者の8割は朝、パンを食べている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幕内秀夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×