「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?

  • 169人登録
  • 3.92評価
    • (11)
    • (27)
    • (9)
    • (0)
    • (2)
  • 28レビュー
著者 : 長尾和宏
  • ブックマン社 (2012年7月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893087775

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 本日、お問い合わせのあったもの。見つけられなくてガッカリしていたら、お客さんが自力で見つけ出してくれました。あぁ、恥ずかしい…。

  • 死は原因に限らず家族の病。
    二年前の本だが、在宅医の考えと病院勤務医の考えの隔たりに愕然とした。
    今でも全く著者の考えは病院の常識からかけ離れている。
    しかし、言わんとするところは多くの人の共感を得られるだろう。
    腹水が貯まったら飲み食いさせるな、何もなければ腹水を使う、は目からウロコ。
    父が他界した5年前に出会いたかった。

  • 軽い文体でとても読みやすかった。

    現時点の日本では平穏死は基本的に不可能、という認識が重要。
    「延命治療は拒否してやるぞ〜」などとなんとな〜く考えているだけでは病院で死ぬことになる。
    延命治療を受けないために出来ることを全てやっておく!くらいの覚悟がなければ平穏死は出来ない。

    以前に立花隆の「臨死体験」という本を読んで、死が怖いものだとあまり思わなくなった。
    (死について考えてみたい方にはお勧めの本です。)
    将来必ず誰にでも訪れる死について口に出すことが不謹慎だとか、縁起でもないだとか、タブーだとかいう考え方が、私には薄い。
    もう少し年を取ったら親と延命治療について話しておきたいと思っている。
    しかし自分や家族の死が身近に無い今は平穏死がいいと思えるが、やはり実際に家族の死が間近に迫ると、そう簡単に割り切れないのかもしれない。
    胃瘻を拒否し日々痩せ細っていく家族を、落ち着いて見守って行くことが出来るだろうか?

    認知症終末期の父親の胃瘻処置について決断することが出来ず、「私は手を汚したくありません。先生が決めてください」と言い放った息子のエピソードには驚いた。
    父親が死んだ時、医師が「手を汚した」結果だとでも言うのだろうか?理解できない人が世の中にはいるものだ。

    著者のお医者さんはとても良い人だと思う。
    しかしどうしても「私の看取りに皆さん大満足されてます!」という自画自賛になってしまうので(仕方ないことだし、全然嫌味のない内容ですが)、在宅で看取りをされたご遺族の体験談をまとめた本があると良いと思いました。

  • 5月新着

  • 超高齢化社会といわれる現代日本。これは多死社会になったともいえる。人間である以上「死」は免れないものであり、平等にいつかは訪れる。若いときにははるか先のことのように思えても、歳と共にそれは身近なものになり、自分の終末は、また家族の終末はいかなるものかを考えることも多々ある。今まで社会全体が目を背けていたとも言えることだが、そろそろ真剣に考えなくてはならない時期なのかもしれない。
    この本は2年前に書かれたものだが、その短い2年の間でも社会全体の死生観、エンディングに関する考え方が変わってきているように思う。長尾氏はこの本で無理な延命をせず、クオリティオブライフを大切に、出来れば自宅での終末を勧める訪問医である。昔は自宅で終末を迎えることが多かったが、高度医療の発達と共にいつしか病院で迎えることが当たり前になり、逆にそれが無理は延命治療にもつながっている部分もある。長尾氏はそれをもう一度、自然な安らかな最期を迎えるような医療体制にもっていきたいとしている医師である。
    いろいろ知らなかったこと、この2年で割と当たり前に受け入れられるようになっていること等勉強になった。少し前までのように病気になれば医師に治療を「丸投げ」するような患者ではいけないということも感じる。医師のインフォームドコンセントを通し、アドバイスや自身で知識を得、自分の体の事は自分で最終的に決断しなくてはならないのだろう。
    少なくとも自分が終末期どうしてほしいのかは健康なうちに明らかにしておかなくてはならないことだと感じた。

  • 自分の死、大事な人の死について考えておくのはとても大切なことだ。
    ついつい後回しにしがちだけど、きちんと話し合ったり考えたりしなくてはならないと改めて思った。

  • 2013/1/30

  • 人が死ぬときの過程がわかる。
    そういえば、これまで、人がどのように死ぬか、を具体的には知らなかった。
    これを知らずに、自分がどう死ぬか、を考えることはむずかしいと思う。

  • 本当に 自宅で 眠るように逝きたいと思う。病院では 逝きたくない。

  • 死は誰にでも訪れるものであり、自分にとっての最良の最期をよく考えておきたいと思った。
    胃ろうや経鼻胃管による延命措置、半分諦めながらの肋骨骨折を伴う心臓マッサージ、吐血と輸血の繰り返しなど自分の場合にはやめてもらいたい。
    安楽死は法で禁じられていても、平穏死、自然死、尊厳死という選択はできるはずだ。
    老衰が一番いいのだろうが、それが難しいのなら、せめて在宅療養や口からの食事摂取だけでも叶えられたらと願う。

全28件中 1 - 10件を表示

長尾和宏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
ヴィクトール・E...
村上 春樹
なかむら るみ
佐々木 圭一
大野 更紗
有効な右矢印 無効な右矢印

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?を本棚に「積読」で登録しているひと

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?の作品紹介

なぜ、病院よりも在宅の方が穏やかに死ねるのか?500人を在宅で看取った町医者だから言える、満足いく死の準備。

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?はこんな本です

「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?のKindle版

ツイートする