- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893095503
作品紹介・あらすじ
人手がたりないうどん屋さん。うどんのうーやんは、自分で出前にでかけます。道を走っていると、からからのメザシやふにゃふにゃの絹ごしどうふと出会います。やさしくてふとっぱらなうーやんは、どんどん自分のどんぶりに乗っけて、川をわたり山をこえ……。さて、無事に出前を届けることはできるのでしょうか?
感想・レビュー・書評
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いちばんツボにはいったのは、この絵本。
注文を受けてからうどんのうーやんはひとっ飛び。でも急ぎすぎて中身が溢れるわ、変なものが加わるわ…へぃおまち!のときにはえっ、、、これ食べるん?悲惨な姿に思わず苦笑い。笑
でもなんだかこのシュールな世界感が笑を誘い、ツボにはまって一番すきな絵本に。
表紙をみただけで、笑っちゃいそうになります。側から見たら変人だ、、危ない…笑
えー、、と苦笑いのあとにフッと鼻で笑い、後からじわじわツボにはまるそんな絵本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公はうどん!
うどん自ら出前に行き、関西弁を話し、食べられる。世界観が面白すぎ。
読み聞かせでは川を渡るときの掛け声?歌?でいつも大爆笑。
同じシーンを何度も読まされます。 -
出前の人出が足りないため
みずから配達?にでかけるうどんのうーやん。
食べられたり、
うどんが足りなくなったら具材の追加?
なんという世界観!
関西弁で語られる感じもgood
楽しい絵本でした。
どうやら ちくわのわーさん、こんぶのぶーさんなども
あるらしい。
機会があったら読んでみよう。 -
出前を頼まれたうどんのうーやん、自らが出前に飛んでいきます。なんといっても関西弁全開の絵本、関西以外の方は読みにくいんちゃうかな?とか思いながら読んでました。次々とうどんに飛び込んでいく具たち、その風変わりな内容が子供にはとてもウケるようです。
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「かめへん、かめへん」な感じで、何でも受け入れてしまううーやんの文字通り「器の大きさ」に感服。
で、結果出来上がったものは、ごった煮やないかいと突っ込みたくなる代物なわけだが。それさえも、まあかめへんかと思わず納得してしまいそうになる。
次から次へと起こるなんでやねんな展開と、どこかゆるい関西弁が楽しい絵本。 -
『ちくわのわーさん』に続く、食べ物が主人公のナンセンス絵本、第2弾。
忙しいうどんやさん。出前の注文が来ましたが、人手不足。
おじさん、ひるまず、うどんのうーやんに出前を頼みます。
そう、うどん自ら、出前に走るのです。
具のうすあげとネギを忘れて駆け出すはりきりぶり。
やはり出前に行かされた店屋物仲間とすれ違ってエール交換。
面倒見がいいうーやんは、困ったネコを助けたり、仲間に入りたい者たちを入れてやったり。野越え山越え川越えて、ついでに敵とも闘って、何としてでも行くのです。待っているお客さんの家まで。
出発した時点と具がずいぶん変わってしまっているのはご愛敬。
おいしきゃいいのだ。ずるずるずー。
「これ、絶対伸びてるだろ!?」とか、「お客さんの胃袋に消えたはずなのに、うーやんがまたうどん屋さんに戻ってきているのはなぜなんだ!?」とか、野暮なことはいいっこなし。
うーやんの冒険、心ほっこり、お腹ほんわか。 -
今年10歳になる娘が小さいときに何度読んだかわからないほど繰り返し読んだ絵本。
娘も好きな絵本を聞かれたらで未だにこれを答える。
関西育ちの私が読む関西弁のこのシリーズは、関東育ちの娘には面白くてたまらないようです。
もちろん、私自身も大好きな一冊。 -
うどんの出前をうけてうどんが自分でお客さんのところまでやっていく話。道中にいろいろな食べ物と出会い・・・
という話だと通常はうどんとかの食べ物はみんな擬人化したりディフォルメが入るものですが、これは普通にどんぶりに入ったうどんがリアルに描かれています。ハンパないシュールさ。大人が読んでも思わず吹き出してしまうこともしばしば。
このシュールさは子供はわからないんじゃないか?と思いましたが、子供に読んでみたら結構ウケて次から読むのをねだるようになったし。。。どこが琴線に触れたのかはちょっとわかりませんでしたがw -
ネットで話題の絵本。
人手不足のうどん屋でうどんのうーやんが自ら出前にでかけるというシュールなお話。
いやもーこれサイコー!
うーやんの魅力は大阪弁のせいなのか。
とにかく一度読んで欲しい。
寒い冬の夜にほっこりするのに最適な1冊。
読後はうどんが食べたくなっちゃうよ。 -
わーさんの次はうーやん。
素晴らしい。
流石です。
うーやんは忙しい大将に代わって自分で自分を出前するのですが、
その途中で出会う困難の数々を
持ち前の“うどんらしい大らかさ”で乗り越えていきます。
かわです。「わたるしかないやろ」
やまです。「・・・・・・のぼるしかないやろ」
関西弁ネイティブに読んでもらうことで、
最適な読書環境が保証されることでしょう☆
4歳になった姪御は、
京都人の義弟に読んでもらっていたそうです。
最後ににぎやかうどんの味を想像するのも一興かもですね~。