こんぶのぶーさん

  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 684
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095619

感想・レビュー・書評

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  • 『ちくわのわーさん』、『うどんのうーやん』に続く、岡田よしたかナンセンス食べ物絵本、第3弾です。

    今回の主人公はこんぶのぶーさんです。
    「ちくわ」の「わー」
    「うどん」の「うー」
    「こんぶ」の「ぶー」
    3文字の食べ物、うち一文字を伸ばして名前にする、というコンセプト(?)のようです。

    ぶーさんは最初から表紙のような姿ではありませんでした。「崖の上のポニョ」を思い出させる冒頭の絵の後、次頁でぶーさんが登場するのですが、あまりに表紙の姿と違いすぎて「え? どこどこ??」と探してしまいましたがな。

    その後、無事表紙のようなりっぱな昆布巻きになったぶーさんは、「おそうざい。ぼんさい。ぜんざい」というベタな駄洒落を思いつき、漫才師を志します。いいのか、そんな駄駄洒落で(^^;)。

    漫才となると相方をさがさんならん。
    貼り紙を貼って相方大募集。そしてオーディションを行います。
    来るのはメザシやあずき粒、外国育ち(?)のモンブランなどなど。
    どの候補者もしっくりきません。
    さぁてぶーさんにぴったりの相方は見つかるのでしょうか・・・?

    ちょっとシュールでナンセンス。ちりばめられた小ネタが楽しいシリーズです。
    あははー、なんやねん、それ、というひとときをあなたに(いや、そのキャッチフレーズこそなんやねん(^^;))。

  • 関西のノリ。漫才師を目指す、こんぶのぶーさん。相方選びのために、いろんな食材相手にオーディションするが、、、思い切り関西弁の絵本なので、関西以外の方には読みにくいかも?と思ったりしつつも笑える内容です。

  • 面白かった!
    こんぶが海から上がってきて、昆布巻きになって、漫才師になる、というサクセスストーリー(笑)シュールだけど、お行儀もよい感じで、好きです。

  • わかりました。ごくろうさん

  • おそうざいやさんに入ってこぶまきになるところが面白かった。
    2016/06/19

  • 天気の良い日に昼寝をすると、かちんこちんになってしまうぶーさん。おもしろ~~

  • [図書館]ぶーさん登場★しょっぱな頁の盆栽への水遣りに思わず(笑)渋いな、ぶーさん。巻いてる干ぴょうが手になってんだな。変らず油彩画タッチは迫力あり♪きれい。出だしの登場が笑えます。犬もビックリ☆変なダジャレ言うて漫才師を目指し始めます。オーディション…卵は(笑)ウケた。漫才やりとりは楽しいです。ストーリーは変わらず面白いけど今回はオチがビシっと決まってなかったなぁ…。他のシリーズがまた出れば期待❤

  • 全体的にわらえるユーモアにあふれた絵本。

  • ただの昆布もこぶまきになれば一味違う。
    しっかり味が染みて、芸にも味がでたでしょうか。

    なによりかんぴょうの存在が大きいよね。

  • だら~っとしたこんぶがカワイイ。
    あと、漫才にもクスッ。

著者プロフィール

大阪府出身。愛知県立芸術大学油画科卒業。
保育所などに勤務後、絵本作家としてデビュー。
作品に『特急おべんとう号』(福音館書店)『ちくわのわーさん』『うどんのうーやん』(ブロンズ新社)『すすめ! かいてんずし』(ひかりのくに)『だいこんさん おふろに はいる』(PHP研究所)『そうめんソータロー』(ポプラ社)『オニのふろめぐり』(小学館)『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』(佼成出版社)『おせんべいわれた』(出版ワークス)ほか多数。

「2021年 『どせいじんくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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