ケチャップマン

  • ブロンズ新社
3.50
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本棚登録 : 836
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096104

作品紹介・あらすじ

伝説のデビュー作、待望の復刊!「じぶんの居場所」はどこにある?読むたびに味わい深い絵本。かれのなまえはケチャップマン。おせばなかみがでるしくみ。ポテトフライの専門店でひたすらポテトを揚げる日々。じぶんにしかできないなにかをもとめ、まいにち悩むケチャップマン。ある日とつぜんトメイト博士があらわれて・・・。
鈴木のりたけの原点がここに!

感想・レビュー・書評

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  • なんでだろう...
    なんか、知ってる気がするんだよなぁ...
    ケチャップマン…

    読み終えても思い出せないけど...
    でも、やっぱり知ってる気がします...



    伝説のデビュー作、待望の復刊!「じぶんの居場所」はどこにある?読むたびに味わい深い絵本。かれのなまえはケチャップマン。おせばなかみがでるしくみ。ポテトフライの専門店でひたすらポテトを揚げる日々。じぶんにしかできないなにかをもとめ、まいにち悩むケチャップマン。ある日とつぜんトメイト博士があらわれて・・・。
    鈴木のりたけの原点がここに!

    著者について

    1975年、静岡県生まれ。グラフィックデザイナーを経て、絵本作家となる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞受賞。絵本に「しごとば」シリーズ『たべもんどう』(ブロンズ新社)、『おつかいくん』(小学館)『すーべりだい』『ぶららんこ』(PHP研究所)など多数。

    • Manideさん
      ヒボさん、こんにちは。

      ケチャップマンというネーミングがすごいのと、
      そこにひっかかりを持つヒボさんが微笑ましい(^^)

      ちょっと謎作品...
      ヒボさん、こんにちは。

      ケチャップマンというネーミングがすごいのと、
      そこにひっかかりを持つヒボさんが微笑ましい(^^)

      ちょっと謎作品です。
      絵がリアルそうで、こわいです。
      表紙の絵がケチャップ半分になってて、さらにこわいです…(笑)
      2023/12/17
  • 見る人によっては、飛翔チームの中堅を務めた某超人にしか見えないであろう個性的なデザインの『ケチャップマン』が送る青春の一コマを切り取った一冊。
    (冒頭、何のことか気になった方は‘飛翔 中堅’で検索して頂ければすぐわかるかと思います。)

    妙に生っ白い手足が少々不気味なケチャップマン。
    一体自分が何者なのか、何を為せるかケチャップマン。
    にわかにバズって押し寄せるフォロワー、されどもクールなケチャップマン。
    天狗にならず日々の仕事をコツコツと、たゆまず進めケチャップマン。

    自然とリズムに乗って読めてしまう、不思議な調子のものがたり。ただ、かなりシュールにつきキョトンとしてしまう読み口。「まちじゅう ケチャップ だいこうずい」(p24)の描写はおお、面白い。発泡スチロール箱の上の魚もケチャップを楽しんでいますね。

    鈴木のりたけ先生による、そこはかとない哀愁が漂う画を存分に楽しめる作品。

    トメイトはかせは大丈夫だったのかしら。


    18刷
    2023.12.24

  • ケチャップマンは、ケチャップという美味(能力)を持て余している。その能力を見つけてくれるトマト。そのトマトでケチャップの能力が周知される。でもそれは、ケチャップマンの普通の能力だから、自分は変わらない。ケチャップマンは、新しい能力は手に入れていないが、役に立つのは嬉しい!そんな環境、探してみよう

  • 絵面がシュールで、表紙絵につられて購入
    言葉のリズム感が良い
    哀愁漂うケチャップマン
    子どもは繰り返し読んでます

  • 4'00"

    すき、きらいが分かれそうな絵本
    鈴木のりたけさんの絵はすばらしく
    ケチャップのリアリティあり過ぎ
    話の内容はユーモアあふれていて
    幼児や男の子にうけそう

  • 図書館で借り。

    twitterでおすすめ絵本として挙げている人がいたので。
    なんていうの、労働者の悲哀みたいなのが感じられる…。
    子らは盛り上がっていた。
    しゃがむだけでケチャップ出ちゃうじゃん…。トメイト博士の執着も怖いよ…。
    ケチャップをみんなが人差し指につけているシーンで3歳児Wも人差し指ですくう真似をしていた。

    5歳児Aが先にこの本を自力で読んでいた。もう読めるようになったんだなあ、と感慨深い。

  • 鈴木のりたけの幻の作品、ケチャップマン。

    この独特の世界に、きっとあなたも引き込まれていく。
    ケチャップマン、ケチャップマン☆彡

  • なんかスゴい…。ずっと読んでみたかったけれど、こんな突き抜けてると思わなかったw
    トメイト博士がひたすらシュールでその顛末に唖然…。3歳3ヶ月の息子も呆気に取られていたようだったが、ケチャップの洪水のページでは文を読む前からいきなりペロッと舐めるフリをして「おいしい~!おいしいからおかあちゃんもたべてみて!」と言ってきて「おっ!わかってるじゃん」と内心ニヤリ。
    ほろ苦い思いを抱えたケチャップマンが『じぶんにしか できない なにかを さがして まいにち なやむ』働く大人の心に小さな元気を運んでくれる。

  • 自分が読みたくて借りたが
    意外に息子が食いついた
    話の内容ではなく
    ケチャップが怒られたり
    ロッカーで着替えたり
    布団で寝たりしてるところ
    が気になったらしい

  • 究極の出落ち感。いきなり笑わせてくれる。が、笑えるのは最初だけ。自分にしかできない仕事を探すも、見つかったのはポテトを揚げる仕事。しかも、不気味なトメイト博士に気に入られて妖しい雰囲気に。結末も何だか寂しい。ところで、あのケチャップはどうやって補充しているのか(表紙でトマトを見繕っているが、トマトを食べると彼の体内でケチャップが生成されるのだろうか。そもそも、ケチャップってどうやって作るんだっけ?)。七五調の文章は小気味いい。なぜか「スキャットマン」の歌が頭の中で鳴り響く。

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著者プロフィール

1975 年、静岡県浜松市生まれ。『ぼくのトイレ』(PHP 研究所)で、第17 回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で、第62 回小学館児童出版文化賞を受賞。絵本の作品に、「しごとば」シリーズ、『ケチャップマン』『たべもんどう』(以上、ブロンズ新社)、「ゆうぐ」シリーズ、「ぼくの」シリーズ、『どこちゃん』(以上、PHP研究所)、『かわ』(幻冬舎)、『おしりをしりたい』『おつかいくん』(以上、小学館)、『とんでもない』『ねるじかん』(以上、アリス館)などがある。

「2022年 『ぼくのねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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