- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893096104
作品紹介・あらすじ
伝説のデビュー作、待望の復刊!「じぶんの居場所」はどこにある?読むたびに味わい深い絵本。かれのなまえはケチャップマン。おせばなかみがでるしくみ。ポテトフライの専門店でひたすらポテトを揚げる日々。じぶんにしかできないなにかをもとめ、まいにち悩むケチャップマン。ある日とつぜんトメイト博士があらわれて・・・。
鈴木のりたけの原点がここに!
感想・レビュー・書評
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見る人によっては、飛翔チームの中堅を務めた某超人にしか見えないであろう個性的なデザインの『ケチャップマン』が送る青春の一コマを切り取った一冊。
(冒頭、何のことか気になった方は‘飛翔 中堅’で検索して頂ければすぐわかるかと思います。)
妙に生っ白い手足が少々不気味なケチャップマン。
一体自分が何者なのか、何を為せるかケチャップマン。
にわかにバズって押し寄せるフォロワー、されどもクールなケチャップマン。
天狗にならず日々の仕事をコツコツと、たゆまず進めケチャップマン。
自然とリズムに乗って読めてしまう、不思議な調子のものがたり。ただ、かなりシュールにつきキョトンとしてしまう読み口。「まちじゅう ケチャップ だいこうずい」(p24)の描写はおお、面白い。発泡スチロール箱の上の魚もケチャップを楽しんでいますね。
鈴木のりたけ先生による、そこはかとない哀愁が漂う画を存分に楽しめる作品。
トメイトはかせは大丈夫だったのかしら。
18刷
2023.12.24 -
絵面がシュールで、表紙絵につられて購入
言葉のリズム感が良い
哀愁漂うケチャップマン
子どもは繰り返し読んでます -
4'00"
すき、きらいが分かれそうな絵本
鈴木のりたけさんの絵はすばらしく
ケチャップのリアリティあり過ぎ
話の内容はユーモアあふれていて
幼児や男の子にうけそう -
図書館で借り。
twitterでおすすめ絵本として挙げている人がいたので。
なんていうの、労働者の悲哀みたいなのが感じられる…。
子らは盛り上がっていた。
しゃがむだけでケチャップ出ちゃうじゃん…。トメイト博士の執着も怖いよ…。
ケチャップをみんなが人差し指につけているシーンで3歳児Wも人差し指ですくう真似をしていた。
5歳児Aが先にこの本を自力で読んでいた。もう読めるようになったんだなあ、と感慨深い。 -
鈴木のりたけの幻の作品、ケチャップマン。
この独特の世界に、きっとあなたも引き込まれていく。
ケチャップマン、ケチャップマン☆彡 -
自分が読みたくて借りたが
意外に息子が食いついた
話の内容ではなく
ケチャップが怒られたり
ロッカーで着替えたり
布団で寝たりしてるところ
が気になったらしい
ケチャップマンというネーミングがすごいのと、
そこにひっかかりを持つヒボさんが微笑ましい(^^)
ちょっと謎作品...
ケチャップマンというネーミングがすごいのと、
そこにひっかかりを持つヒボさんが微笑ましい(^^)
ちょっと謎作品です。
絵がリアルそうで、こわいです。
表紙の絵がケチャップ半分になってて、さらにこわいです…(笑)