さいしゅうれっしゃのあとで

著者 :
  • ひさかたチャイルド
3.53
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  • (1)
本棚登録 : 156
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893252975

作品紹介・あらすじ

やまのおくのちいさなえきできょうもえきちょうさんは、さいしゅうれっしゃをみおくりました。ところがとおくから、れっしゃのおとがちかづいてきて…。あきのおわりのよるのできごとです。

感想・レビュー・書評

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  •  山奥の小さな駅の駅長さん。最終列車を見送り、コーヒーで一服しようと思ったら列車の音が……?!


     図書館本。
     安房直子など、日本の児童向けファンタジーによくある展開の話。
     温かみのある絵柄で、リアリティの程はわからないが、古い駅の雰囲気がよく出ている。
     不思議な列車に順応して行く駅長さん、ナイス!
     しかし、ワンオペ勤務の緊張からようやく解放された駅長さんが少々気の毒。ゆっくりさせてあげて……ん? コーヒーを飲まずにサッと帰ってれば良かったのか?

  • 1歳9ヶ月。何度も「読んで〜」と持ってきますが、いつも先々にページをめくられてしまいます。
    文のボリュームが多すぎたかな?でも子どもは気に入ったようなので、もう少し大きくなってからまた読んでみたいと思います。

  • 1-2 2018/12/19
    6-2 2018/12/12

  • [墨田区図書館]

    割と新しい発刊だけれど、個人的には昭和感のするお話と絵柄のほっこりする絵本。
    6年生の読み聞かせに、「紅玉」という、後藤竜二のやや重い(雰囲気の)本を持ってきたので、もう一冊は肩ひじ張らずに楽しめそうな絵本らしい絵本を、と選んできたうちの一冊。

    最初に来た列車のあと、「6年生だしこの後の展開は読めるよねー、何が来るかな」と投げておくと「春」の声。そうだよね、実際はそうではないけれど、さすが6年生、冬の次は春。同じ本を1年生にも読んで答えを聞いてみたいな。ちゃんと連想してくれるのかな。

  • 春の 列車も 見たいなぁ♪

  • なんだか懐かしい絵柄。
    最終列車が通った後で 、冬の精のような男の子とか女の子とか 、ゆきだるまとかを載せた電車が来て冬をはこんでくる話。
    今の季節にぴったり。

  • 山の奥の小さな駅。
    駅長さんは、いつものように最終列車を見送りました。
    ところが、遠くから列車の音が近づいてきます。
    駅長さんはびっくりして列車をとめますが、運転士の小さな男の子は、これから町に「冬」を届けに行くというのです。
    帰りは春だという列車を見送ると、また列車の音が・・・。

    最終列車のあとにやってくる大事な「冬」列車を、優しい駅長さんが見送るあったかい絵本です。  
    「なんてよるだ」
    なんていいながら、駅長さんの嬉しそうな赤い顔・・・すてきな冬の訪れを感じます

  • 2011年12月20日

  • 図書館で偶然見つけた絵本。
    柿本幸造さんの絵があたたかい。
    なんなんだろう、ずっと前から知っているような絵。
    素朴で、ほっとするような・・・
    こころが、やすまるような・・・

    • MOTOさん
      この本は見覚えがありますよ。
      え~と、確か、どこかで読んだ記憶が…

      れっしゃの揺れがいい感じですよねぇ~
      ぼそぼそっと話す駅長さんの声もい...
      この本は見覚えがありますよ。
      え~と、確か、どこかで読んだ記憶が…

      れっしゃの揺れがいい感じですよねぇ~
      ぼそぼそっと話す駅長さんの声もいい感じ♪
      また、乗りに来ますね。(BY*MOTO)
      2011/11/23
    • ウルトラ・オヤオヤさん
      MOTOKUMIさんへ、    
      そちらのページへ、おじゃましたら、
      DVDの感想とかもあって、
      はばがひろいなぁと思いました。
      ワ...
      MOTOKUMIさんへ、    
      そちらのページへ、おじゃましたら、
      DVDの感想とかもあって、
      はばがひろいなぁと思いました。
      ワタクシもCDとか観た映画の事をDVDの記事とかに書こうかと思いましたが、まだまだです。
      しばらくは、本の事を、ぼつぼつ書こうと思っています。
      フォローされているのは8人様だけですが、
      そこから、たどればなつかしい方々にも会う事ができますよ。薔薇さんとかね・・・
      2011/11/23
  • 2010年度  4年生  12月  8分
    山奥の小さな駅の駅長さん、最終列車を無事に見送ったと思ったら・・・
    小さな男の子が運転する列車がやってきました。
    列車の中には『こがらし』ふもとの町へ冬をとどけに行くんだって。
    しばらくすると女の子が『こなゆき』をのせてやってきました。
    最後に雪だるまが客席に『雪だるま』をぎっしり乗せて。
    帰りは、『はるかぜ』をのせてくるんだって。

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著者プロフィール

1960年神奈川県生まれ。1982年より月刊保育絵本の編集に携わる。2006年『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(福音館書店)で小学館児童出版文化賞、2010年『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…』(ひさかたチャイルド)で野間児童文芸賞、『あまやどり』(文研出版)でひろすけ童話賞を受賞した。ほかにも『おばけのおーちゃん』(福音館書店)、『ケータイくんとフジワラさん』(小学館)、『11月のおはなし どんぐりカプセル』(講談社)などがある。

「2018年 『ケイゾウさんの春・夏・秋・冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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