あたしのいもうとちゃん

著者 : 尾崎美紀

• ひさかたチャイルド (1997年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[maaszさんの感想 · 2009年12月22日]

我が家の「枕元図書」の中の一冊。
真剣に内容を考えると、結構重いです。。。
怪我をきっかけに入院したおばあちゃんが、
痴呆症にかかり、孫のことすら覚えていない。
どうやってオチをつけるのかが気になる一冊でした。
エンディングはなかなかほのぼのした感じで良いのでは。

[なつこさんの感想 · 2008年12月9日]

私は好きで、読み聞かせにもよく利用するのですが、残念なことに手に入りにくいようです。
図書館にも貯蔵なしです。

わたしの大好きなおばあちゃん。
転んで入院した後からちょっと様子が変わってしまって戸惑っていたわたし。
お父さんに「おばあちゃんはあかちゃんになっっちゃたんだよ。」
「おばあちゃんはおばちゃんだ。」
といわれてから、少しづつ仲良くなったおばあちゃんとわたし。

「おねえちゃん、おじゃみしよ。」
みさちゃんとふさちゃんの優しい時間。

73歳のわたしのいもうとちゃん。

著者プロフィール

兵庫県に生まれる。『まさかのさかな』（ひさかたチャイルド）で第2回日産 童話と絵本のグランプリ受賞、『あたしのいもうとちゃん』（ひさかたチャイルド）で第8回小さな童話大賞の今江祥智賞受賞。
主な作品に、『のどぼとけさん』『なのはなごうしゅっぱつしんこう』（いずれもひさかたチャイルド）、『ちょっと源さんおかりします』（文研出版）、『あ・し・あ・と』（汐文社）などがある。

「2021年 『坂の上のパン屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」