- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893259035
感想・レビュー・書評
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色彩豊かで明るい挿絵が、どのページにもいっぱい。
「すずちゃん」の家では、両親が働いているため、昼間はおばあちゃんとふたりでお留守番。
さほど場面展開はないので、部屋の様子が細かに描かれている。
小さなお子は、それだけでも安心して読めそうだ。
さて、大好きなおばあちゃんがどうやら具合が悪そう。
そこで「すずちゃん」は、一生懸命お世話することになる。
ところが、何をしても拙くて、たどたどしくて見ていられないほど。
それでよけいに「すずちゃん」のおばあちゃんを思う気持ちが伝わってくる。
ああ、こういうことって、子を持つ親ならきっと経験済みだろうなぁ。
子どもって、大人が思うよりもはるかに、こちらのことを思ってくれてるのだ。
もちろんこちらは見返りなんて一切期待することもなく(当たり前!)子育てしているから、ほんのわずかの孝行でも、涙腺が緩んでしまうというもの。
いつもおばあちゃんが歌ってくれる「ねんねんころりよ おころりよ・・♪」を、「すずちゃん」が今度は歌ってくれる。
そう言えばこの歌、私はどこで覚えたのだろう。
たぶん母親が歌ってくれていたに違いないのだが、記憶をたどってみても思い出せないくらい昔のこと。
でもそれは、きっと幸せなこと。
身体の奥に染み付いた記憶で、誰かのために何か出来るなら。
わが子も、この歌を引き継いで歌っていくのだろうか。
心がぽっとあったかくなる、可愛い小さなお話。
約6分。3,4歳から。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りてきて。
長野さんにハマった私がチョイスしたのだけど
ちょうど里帰り出産中で
もう色々とこみあげるものが…
娘と実母の姿が重なって
産後ということもありボロボロ泣いてしまった。 -
途中、ねんねんころりよ〜♪の子守唄が出てきて、マジで歌ってあげたらウケてました笑
体調を崩したおばあちゃんへの愛を感じられる素敵な一冊。 -
年中さん
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おばあちゃん冥利につきる!
私も、娘の子を守りするまで、元気でいるぞ〜! -
ほのぼの温かい。
息子が保育園児の時、ダウンしている私のおでこに、びしゃびしゃのタオルをかぶせてくれたのを思い出した。
あれはうれしかったなぁ。 -
孫とおばあちゃん、おばあちゃんのおばあちゃん。ほっこりなるすてきな絵本です。