ねこたちのてんごく

  • ひさかたチャイルド
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本棚登録 : 76
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893259981

作品紹介・あらすじ

ときどきかんがえるんだ。どうしてるかなぁって…たいせつな家族がいるすべての人へ。

感想・レビュー・書評

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  • 〝ねこたちは、天国に行く前から知っているのです。天国のある場所も、そこへ行けば、何も心配しないで暮らせることも・・・〟〝天使になった ねこは、時々遠くの青い星を眺めて、色々なことを思い出します。むかし暮らしていた家のこと、可愛がってくれた人のこと、大好きだった人たちを静かに見ていることも・・・〟いつも犬や猫に囲まれて暮らす絵本作家が、命を終えた猫たちに愛情込めて捧げた、癒しの絵本。

  • 本屋で何気なくぱらぱら読んでたら
    涙腺決壊しそうになって慌てて買いました。
    先月、ねこを見送ったばかりだったので
    あまりにタイムリーすぎて。

    そう。ときどきは庭に来ているのかもしれないな。
    家の中も、うろうろしてるかも。
    ごろごろしたり、のびしたり、いつもと変わらずにいてほしいな。

    旅立ったほうは案外楽しくやってるんだろうけど
    遺されたほうは、思い出しては泣き
    泣いては思い出しして、ぐっちゃぐちゃだってのに。

    はぁ。会いたいな。。。

  • 愛猫を亡くしたばかりの頃だったら、穏やかな気持ちでは読めなかったと思う。時間が解決してくれた訳ではないけれど、時間が経った事は感じる。いなくなってしまって悲しいや寂しい、楽しい事がたくさんあった、天国で幸せに過ごして欲しいなどと、自分の気持ちが心の中の収まる場所に整理されて、仕舞えるようになっている事を感じた。一緒にいられた日々が幸せだったと思えるし、今も心の中にいる。

    我が家の愛猫も優しい神様のところで大切に可愛がってもらって幸せに暮らしているのだろうな。こちらもちゃんと頑張っているところを見せないと。

  • 2014年6月25日

    <Cat Heaven>
      
    装丁/タカハシデザイン室

  • なんとなく手に取った絵本
    はからずも涙がでた
    ぺっとロス症には救いの本かも
    わたしにもいずれおとずれるその時
    ねこも天使もかわいい
    《 ねこはみな 天使になるの だからほら 》

  • 今月愛猫の大輔が天に旅立ちました。
    小学1年になったばかりの長男は「死」を認識できたようで、涙を流して私に聞いてきました。
    「大輔は死んだらどこに行くの?」
    「天国に行くんだよ」
    「死」について話す糸口は絵本の力を借りることだと思います。
    子どもも理解しやすく、死に対して恐怖心を植えつけない。
    大輔は天国で幸せに暮らしているんだねと、微笑んだ長男。
    大輔は長男のことも好きだたから、お空から静かに見てるかもしれないね。

    大切でかけがえのない大輔と一緒にいられたこと、大輔の存在に心が癒やされたことを感謝します。
    大ちゃんありがとう!
    天国でも幸せにね。

  • ねこたちは生きてる時から死んだら天国に行く事天国はすごく良い所だという事を知っているから、たまにじーっと上を見上げているのか。

  • 死んだねこたちは、天使に導かれて天国へ、
    そこでは、食べ物はたくさんあり、天使たちが撫でてくれたり、毛づくろいをしてくれる。
    神様は頭の上に乗っても怒らないし、頭の上に乗ったまま散歩もしてくれる。
    ねこたちはたまには元の飼い主のことを思い出して、近くで見守っていることもある。
    ねこたちは天国で幸せにくらしているから心配しなくていいよ。

    死んだねこたちが神様のもとで幸せに暮らしているといいなという希望の絵本。
    ペットが死んでしまった子には分かりやすいかも知れない。

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著者プロフィール

1954年、アメリカのヴァージニア州に生まれる。
大学卒業後、図書館員などを経て本書を発表し、コールデコット賞オナーを受賞する。絵本、詩、幼年童話、小説などで、幅広く活躍。『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)で1992年ボストングローブ・ホーンブック賞、93年ニューベリー賞を受賞。ほかに『ヴァン・ゴッホ・カフェ』〈小石通りのいとこたち〉シリーズ(以上、偕成社)『名前をつけるおばあさん』『ゆき』(以上、新樹社)などがある。

「2012年 『わたしが山おくにすんでいたころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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