いますぐ本を書こう: 早稲田大学エクステンションセンター本の書き方講座講義ノート
- 総合法令出版 (2002年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893467447
作品紹介・あらすじ
ハイブロー武蔵流「知的生産」術。読者と共に感じていける文章を書こう。
感想・レビュー・書評
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早稲田大学エクステンションセンターで行った「本の書き方講座」の講義ノートをまとめたもの。文章を書く参考にと思い手にとった。
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本を書くということで講義をすると、こんな感じになると思います。テンポよく読めます。ヒントもたくさんあり、とっかかりもつかめると思います。ニュートラルな書き方なので、インパクトに欠けるかもしれませんが、嫌味な感じがしないので、よかったです。
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まず、前置きしておきますと、私は文章読本として参考にしようと手にしました。
本を書く(長い文章を書く)指南書であれば、文章読本としても参考になるだろうと考えたためです。
前置きはこれくらいにして。
まず感じたのが、非常に良心的だということ。
本書は、10のテーマで10講という形で構成されています。
テーマ数もテーマ立てもちょうど適度で、よいと思いました。
また、各講の最後には、短い言葉で要点がまとめてあります。
時間がない人は、この部分を先に目を通して、本文を抜粋して読んでもよいでしょう。
まぁ。そんなに急がなくても、文章も非常にわかりやすいので、全部読んでもそれほど時間はとられないでしょう。
10講で文章を書くための心得から、出版事情まで網羅してあるため、細部については、他書に譲るにしても、一応すべてが概観でき、かといって述べられていることは、浅過ぎないのでこの手の本をはじめて手にするには、非常によい導入となると思います。
特に一箇所共感を持てた点をあげるなら、読書の重要性を説いていた部分。
確かに読書は重要です。 -
約10年前に発行された本なので、出版事情は今と変わっているところがありますが、本をこれから書いて出版しようという人には大変お勧めの本です。
順序だててわかりやすく説明されていて、こうしたらいいということが具体的に書かれていました。
一日一冊読書のノルマ。時間的になかなか難しい人も多いと思うけど、確かに本をたくさん読んだほうが勉強になると思いました。
図書館で借りた本なので、まとめの講座はノートにほとんど書き写しました。それぐらい物書きにとっては参考になる本でした。 -
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2005/11/29