鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール

著者 :
  • 総合法令出版
3.67
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感想 : 699
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893469625

感想・レビュー・書評

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  • 家族、特に親などにわだかまりを持っている人におすすめ。
    短くてとてもかんたんなお話なのですが、
    心当たりがある人がタイミングよく読むと、効果が抜群だと思います。

    この本のメッセージは本当に数点だし、よく聞く言葉でもありますが、ぴたりと合う人にはバイブルになれるのだろうなぁと思います。

  • 現実に「結果」として起こることには、全て「原因」がある。

    つまり、自分の心の中にあることが、そのまま現実の結果として起こるということ。

    はじめは、また今まで読んだ本とよく似た内容だろうなと思ったけど、内容は確かに読んだことある内容だったけど、帯にあるように9割の人に漏れず泣いてしまった。

    著者のアドバイス実例をひとつ紹介したあと、人生に幸せをもたらすためのステップをわかりやすく紹介してある。

    宗教的な話やスピリチュアルな話でもよく紹介される内容だけど、ひとつ内容でわかりやすいというか、他の本との違いを感じたとこは、「ゆるす」というのは、相手の行為をよしとすることでもなく、大目にみることでもない。また、「相手が悪い」と思いながら、我慢することでもない。「ゆるす」とは、過去のとらわれを手放し、相手を責めることをやめ、今この瞬間にやすらぎをえるということ。つまり、ゆるすということは、他の誰のためでもなく、自分自身のためということ。というところ。

    悪いものは悪い。我慢できないものはできない。納得できないものはできない。ただ、その感情にとらわれるのではなく、ゆるすことで心を別の次元にもっていくって感じかな。

    ゆるせないことに心をとらわれると、心だけでなく、大切な時間まで無駄に浪費してしまう。
    ゆるすことで、自分の心を映すといつ現実が変われば、全てが幸せな人生を歩むことができるはずだ。

  •  「読んだ人の9割が涙した」と帯にある。確かに心に訴えかけるものがある。原因と結果の法則をそのままドラマ化したような感じであるがほとんど実話であるらしい。
     正直なところこの本を手に取る方はストレスを感じている方でしょう。興味を持っている人もである。そこでこの本を読むに当たってのアドバイスを。
     軽い気持ちで読むこと。はっきりと悩みを自覚して読むよりこれを読んで何か見つかればみっけもんぐらいにした方が良い。
     最初から本を読んで悩みを解決しようなんて思わない方がいい。
     読んで何か感じることがあったらものは試しに最後の「ゆるすための8つのステップ」をやってみてはいかがだろうか。いじいじする時間があるのならやれるものはやってみればという軽い動機である。だいたいストレスはいらぬことを考えるから生まれるものである。
     自分はどうかというと・・・。読み終わったときにどこかで似たような話を読んだことがすごい気になった。とはいえ深奥に潜む思いは周りの人を巻き込むものだということは素直に理解できた。

  • 自分が苦しい状況、つらい状況のとき、他人ではなく、自分で解決できる方法を教えてくれました。
    心が、暖かくなり、自分を見つめなおすことができました・・・
    『ありがとう』と素直に言える本です。

  •  思っていたよりも薄い本で、ぱらぱらとめくっているうちに読めそうなので、夕飯の支度をする前に、ファンヒーターの前に陣取って読み始める。

     サブタイトルには「じんせいのどんな問題も解決する魔法のルール」とある。そして、私が借りた本には帯が付いてなかったのだけど、百子さんの説明では、帯に、「9割が涙する!」なんて書いてあるそうだ。

     「東京タワー」の時といい、帯の文句には踊らされないぞという気持ちが大きいのだが、一枚めくった裏表紙の文章に釘付けになってしまった。

     現実に起きる出来事は、一つの『結果』です。
     『結果』には必ず『原因』があり、
     その原因は、あなたの心の中にあるのです。
     つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと
     思ってもらうといいと思います。  (−−−−本文より)

     これって、まさしくいつも私が思っていることである。自分のしたことは、必ず自分の人生に返って来ると思う。だから、自分が招いた人生は自分で責任を取るというか、決着をつけなければならないのだと。いくら何かのせいにしても、それで解決することは何もないと思う。

     では、どうしたら自分の人生をよりよいものに変えられるのだろうか。ということをこの本は教えてくれようとしている。本の中で、「ゆるす」ことの大切さを説いている。

     わたしたちは、「ゆるす」か「ゆるさないか」の選択をすることができます。

     私たちは、誰かとの関係の中で過去の自分が嫌な思いをした場合、その人に対して、「ゆるさない」という選択をすることもできます。
     この場合、自分が過去の出来事に縛られることを許可したことになります。過去の出来事を理由に、やすらぎに満ちた人生を放棄したことになるのです。

     一方、私たちは、「ゆるす」という選択をすることもできます。ゆるすことで、私たちの体も心もゆるんで、リラックスできます。

     なるほどなあ。人を「ゆるす」ことは、相手のためではなくて、自分のやすらぎのためなのだ。言われてみれば、腹を立てた誰かのことを「まあいいや」と思えた瞬間に、私自身もすごく楽になった覚えがある。
     「まあ、いいや」の中には、「相手にもそうせざるを得ない事情があったんだろう」とか、「そういう風にしか考えられない人なんだから、しょうがないか。」といった一歩引いた立場からの見方があるはずだ。そこまで、自分自身を引くことができた時、はじめて人は安らかになれるのだと思う。

     私にはいい友人だなと思える人がひとりいる。彼女はいつも人生に感謝しているのだ。感謝のある彼女の人生は、幸せに満ちている。その彼女と一緒にいると、私自身も今の環境、今の人生、家族に感謝をせずにいられなくなる。そういう考え方を無意識に教えてくれた彼女は、私にとって人生の師である。もちろん、そんなことを彼女に言ったことはないし、彼女自身も意識してはいないだろうが。

     やや宗教じみた話みたいになってきたが、ともかくもこういう安らかな人生のための法則を、包括的に教えてくれるこの本を、私は人生に苦しんでいる何人かの人にすすめたいと思うのだが、そういう人には、素直に受け入れてもらえないだろうなぁ。
     人には、どうしても譲れない部分もあるかもしれない。その部分にこだわって生きるしかない人は、永遠にやすらぎは訪れないのだろうか。作者に会えるのなら、是非聞いてみたいところだ。

  • 再読。言いたいことは分かる。ただ、容易ではない。

  • 結果には原因があり、その原因はあなたの心の中にある・・・

    自分がほんとうにあるべきは何なのか・・・

    自分に解決できない問題は起きない・・


    読んでいると涙がぽろり・・

  • 全ての物事は鏡の法則で、全ては自分次第。
    この本を読んで、自分の周りへの接し方、感じ方を見つめ直すきっかけになりました。

  • ◆きっかけ
    図書館 2016/10/18
    ◆感想
    感謝しようとしても、つい、相手の悪い所に目が行ったり、それは私がこうしてあげたからでしょ!的な考えがよぎったりして素直に感謝できない時がある。でも、まずは、そこはとりあえず置いておいて、感謝や尊敬の意を表すことが大切なのかもしれない。それによって色々なことが良い方へと、自分の考えも行動も周りも変わるのかもしれないと思えた。p64で紹介されていた6冊も読んでみたい。
    2016/10/20

  • 読んでいる途中で涙が込み上げてきた。
    自分は両親との仲は悪くはないが、
    早速両親に電話して感謝の気持ちを伝えた。
    誰かに無性に感謝したくなる一冊でした。
    本を読んだことによって、
    ここまで人に行動させてしまう本は、
    なかなかない。

著者プロフィール

心の専門家、ベストセラー作家。
高校時代は対人恐怖症に悩むが、大学入学後、心理学や東洋哲学、人生の法則の研究と実践によって克服。(株)リクルート勤務を経て、メンタルマネジメントの講師として独立。1999年に心理カウンセラーとしての活動を始める。2003年にはメンタルコーチとしての活動も始め、心理学の手法を使ったコーチングの第一人者となる。また現在、インターネット上で「オンライン自己実現塾」を開講している。著書に、ミリオンセラーになった『鏡の法則』の解説部分に大幅加筆した『完全版 鏡の法則』の他、『「これでいい」と心から思える生き方』、文庫版として『3つの真実』『心眼力』(サンマーク出版)などがある。

「2021年 『マンガでわかる 鏡の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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