煩悩の文法―体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システム (わたしたちのことばを考える)

著者 :
  • 凡人社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893589156

感想・レビュー・書評

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  • 「この本で論じたいのは『文法』という、いかにも立派そうな『システム』の中に、実は、些末な煩悩にとりつかれた私たちの日常的なしゃべり口、ものの言い方からできあがっている部分がある、ということである。~この本では(煩悩とは)『自分の体験を他人に語りたい』というきもちに関連するものを漠然と指す。」本書第1章より。
    着眼点はものすごく面白いと思ったが、著者の探求があまりに細かすぎて、読んでて疲れた。もっとも、私の理解力の低さにも原因があると思うけど。

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著者プロフィール

定延利之 (さだのぶ としゆき)
京都大学大学院 文学研究科 教授

「2022年 『日本語受身文の新しい捉え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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