- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893610126
感想・レビュー・書評
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世にも奇妙!「魔術」なるもので英語を覚えんとする奇書!
地中海ミバエ、アメリカ西海岸を襲う!?
付録:NEC製 PC-8801mkII用プログラム付き
・・・冗談です、ごめんなさい。(何故かプログラムは本当についてます >< )
タイトル通り、西洋の”魔術”という文化に絡めつつ、学び方を学んでいく、珍しい英語の勉強本です。
魔術という一風変わったもので着飾ってはいますが、根本部分は(つまらないくらいに)まともすぎる勉強法です。
ただ、どちらかというと、雑学・エッセー的な感じもあり、無駄に文章がうまいせいで、雑学・エッセー本としての方が楽しめるかもしれません。
出版された時代が時代のため、内容が時代遅れな・・・失礼、古めかしく、当時の雰囲気を感じられると同時に、胡散臭い感じが(故意に)演出されていて、なかなかの雰囲気が出来上がっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
O∴H∴、 I∴O∴S∴系列
最初の本としてお奨め
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今の私には、「魔術は英語の家庭教師」は魔術の勉強にはなっても、英語の勉強にはあまり役立ちそうもありません。
(部分的に参考になるところはあるのですが。) -
http://toxa.cocolog-nifty.com/phonetika/
からの転載です。
引用開始
とりあえず、もくじをかきだしてみると、
1 英語と魔術のおもしろくておかしな関係
2 英語感覚は魔術によって磨かれる
3 英単語は魔術を使えば簡単に覚えられる
4 魔法使いになるとできる英語アタックの技術
5 英国感覚を身につけることも大事
6 魔術書を読めば英語は万全
7 試験に役立ち魔術にも出てくる英単語
付録(1) O∴H∴TAROT METHOD
付録(2) 英文手紙の書き方
付録(3) The Tattwa Graphics
「魔物」を「捕獲・飼育・調教」して、この「魔物」をとおして英語をおぼえるってとこだ。それから、単語をおぼえるのに魔術の象徴体系をつかう。ここにでてくるのはカバラーの「生命の樹」で、まずはこの「生命の樹」に対応してる7惑星とタロット・カードの大アルカナをつかって、名詞は7惑星に、動詞はタロットに分類しておぼえる。それから、形容詞と副詞は黄道十二宮に分類しておぼえる。まあ、よくある記憶術みたいな感じ
引用終了 -
O∴H∴、I∴O∴S∴系列
最初の本としてお奨め -
西洋魔術のテクニックを使って、英語を覚えようという趣旨の本です。
自分の意識の中に、英語処理担当魔物を作る。
生命の樹等の象徴大系を記憶整理棚として利用するために覚える。
単語をイメージから、象徴のどの分野に属するか分類しイメージを関連づけていく。
等が、著者特有の軽妙な文章で紹介されています。
英語学習本であると同時に、魔術的情報処理の入門書とも言えます。
実際のテクニックは、いわゆる記憶術などにもあるようなテクニックですが、それをいかに魔術と絡めて実用化し、相互発展させていくかという発想がユニークかつ秀逸です。
高藤本との比較としては、片や人間の言語、片や自然の言語ですが、察気の法の予兆判断などと、技術的に重なる部分があると思います。
気感や周天をある程度マスターしたのは良いが、実生活に生かす方法が今一つ分からない、気感やイメージ力に自信がない、という人には非常に参考になるのではないかと思います。
実践系神秘行者にお薦めの一冊です。