人間の文化と宗教 増補版 (比較宗教への途 1)

著者 :
  • 北樹出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893847669

作品紹介・あらすじ

今日の宗教は、従来のように、いわば個々人の信仰レベルの問題として矮小化し、宗教の社会への影響力を極力排除しようとする傾向にあった従来の宗教観を多少なりとも修正する必要がある。そしてそれは、今日の世界情勢が明白に示している。本書は、このような視点にたって、個々人の信仰対象としての宗教という視点はもちろん、文化や社会の統合原理としての宗教の役割に注目したものである。

著者プロフィール

1956年、生まれ。専攻、インド思想、比較宗教学、比較文明論。早稲田大学社会科学部、同大学院文学
研究科修士課程修了。デリー大学に学び、東方研究会・東方学院講師、また中村元東方研究所理事を歴任。現在、中央大学総合政策学部教授。著書、『シク教の教えと文化──大乗仏教の興亡との比較』(平河出版社、1992)、『仏教とヨーガ』(東京書籍、2004)、『国家と宗教』(光文社新書、2006)、『グローバル時代の宗教と情報──文明の祖型と宗教』(北樹出版、2018)、『インド宗教興亡史』(ちくま新書、2022)ほか。

「2023年 『仏教興亡の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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