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- Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893848123
作品紹介・あらすじ
著者は、臨床的な問題に関わるコミュニケーション・プロセスについて多くの基礎研究を行ってきた。これらの理論は、基本的に臨床現場の観察から導かれたものである。そしてこれらの理論の中に含まれる研究は多くの場合、臨床実践について非常に重要な示唆を与えることができるのである。このすばらしい目標に到達するためには、基礎研究と臨床実践を引き裂く垣根を取り払い、その間の掛け橋を創造することがまず必要である。この本はまさにその掛け橋となる。
感想・レビュー・書評
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システム論とコミュニケーション論というのは、もっとも実用に溶け込むものなので、説明概念としての学習はたいへん難しいし、それをまた実用に再利用するというのも同様だ。しかし最大の可能性もまたここにあるわけで、少しずつでもいいから、腑に落ちる理屈が欲しいところだ。
そんな事情もあるし、著者はブリーフセラピーのひとということもあり、重厚さよりもフットワーク優先である。「情報回帰速度モデル」というのは面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『人間コミュニケーションの語用論』入門+α といった感じ。コミュニケーション理論のアウトラインがつかめる。こういう本を待っていた。
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