人間の文化と神秘主義 (比較宗教への途 3)

著者 :
  • 北樹出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893849854

作品紹介・あらすじ

本書においては、とくに神秘主義を取り上げ、その本質と現象形態の諸相を明らかにする。オカルトにしても、神秘主義にしても、日常性のかげに「かくされたもの」の顕現(エピファニー)にかかわる点では同様なのであるが、「秘教」とも訳されるオカルトが、より現象に密着したものであるのに対して、神秘主義の方は、より理論化され、言語表現として洗練されている。また、われわれがこの三巻からなるシリーズで試みた比較宗教学的解明という観点からは、宗教とより密接な関係をもつ神秘主義を取り上げることが有効だったのである。

著者プロフィール

1961年, 神奈川県生まれ. 専攻, 日本倫理思想史. 91年, 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了. お茶の水大学大学院教授を経て, 2013年より, 東京大学大学院人文科学研究科教授. 著書, 『道元──自己・時間・世界はどのように成立するのか』(2005年), 『日本の仏教思想──原文で読む仏教入門』(2010年), 『道元の思想──大乗仏教の真髄を読み解く』(2011), 『正法眼蔵入門』(2014)ほか.

「2017年 『さとりと日本人 食・武・和・徳・行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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