スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A (POE BACKS) (ポーバックス Be comics)

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著者 : 永井三郎
  • ふゅーじょんぷろだくと (2012年5月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893937483

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スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A (POE BACKS) (ポーバックス Be comics)の感想・レビュー・書評

  • タイトルがどっかで見たような…と思っていたら、ふと頭の中に「へろーへろーへろー、はうろー」ってまわってしまった○ルヴァーナ。A面だし。
    永井センセはすっごくキレイな絵が突然ありえなく崩壊するギャグマンガの方だと思い込んでいたフシがあって、白状すると見くびっていました。
    見事な百倍返し。

    話が何でもみんなに筒抜けのド田舎が舞台。中学生の三島はキモロン毛、ホモと言われて、クラスメイトの桐野や夢野からイジメを受けています。陰湿なイジメの話か、とちょっと暗くなって読んでいたら、意外な展開へ。
    ほんとに三島がかわいい!特に貞子ヘアを切られてしまった後は、納得のかわいさ。すごくきれいな絵柄で、三島だけじゃなく桐野と夢野も中学生離れしたカッコよさなんですよね。ま、ぶっ込んでくるギャグで、すぐさま崩壊ですがw

    秘密の暴露で三島と桐野の関係が一変するところが見どころでした。それまで、いじめていた者といじめられていた者が急に仲良くなってしまったのは、互いの痛みと秘密の共有です。
    二人が隠し立てすることなく恋や性についてのぶっちゃけ話をするシーン、江戸川先生や桃源郷wで盛り上がってるところなんかは、とても甘酸っぱい気持ちにさせられました。
    マスカラのひじきにも笑ったけど、女の子とのHネタがあまりにも酷くて爆笑。大げさかもしれないけどきっとそんなものなんだろうな~と。

    そして、急に仲良くなった二人に気付いて、なぜか気持ちが落ち着かない夢野。
    このストーリーは、それぞれの家庭事情についても、もれなくきちんと描いてあるので、どう生まれ育ってきたのかとか家族からどんな影響を与えられてきたのか、ということがそれとなくわかってくるんですよね。
    元ヤンで多分田舎では評判の悪そうな三島の母親は、実は強くたくましく生きている女。
    桐野の母親は、愛情深いけれど依存心が強くて夫に愛想を尽かされ、一人息子への束縛愛が激しい女。
    そして、夢野のところは…外国人のお父さんがファンキーでガサツ!その分お母さんは優しそうでおおらかな肝っ玉母さんってかんじです。でも、この家で深く思考力を働かせるのは困難。よって、夢野はハーフで美形だけど、アホです。

    気になるのは、柳田先生。イケメンだけどキモいタイプ。変質者ぽいのは、何か抱えているものが重すぎるんじゃないかと。
    ゲイでも様々なタイプがあることを認識させられます。エロとかの次元の話ではなく差別あり抑圧ありの、BLというよりくジェンダーものとしていろいろ考えさせられます。

  • いやぁ…泣けた…
    BLというよりか、同性愛って言ったほうが正しいかな?
    なんだかとってもリアルで、読んでいてぐあっと心臓掴まれる気がした…
    同性愛に対する世間の目って、ほんとつらい…
    でも自分と向き合っていく各キャラクターを見ていたら、勇気をもらえました…ありがとう…みんな強いよな…

  • ド田舎にいる男子高校生の物語。女装が好き、初恋は男性教諭。女装の為に貞子張りに髪の長い三島はクラスメイトからイジメに合う。ある日、母親の口紅をこっそり塗って出かけた三島は、ナンパされ攫われそうになる。そこをイジメのリーダー桐野に助けられる。思春期の複雑な心情などを上手に描かれており、考えさせられるいい作品。【お借り本】

  • 色んな要素が含まれたお話で、今までのBLにはあまりない様なおもしろさでした!永井さんスゴイ!!

  • ド田舎の高校生達のお話です。
    初めは髪の長い苛められっ子×いじめっ子2人だったのですが・・・
    表紙右上の彼の唇が赤い謎が読み進めていくと分かります!!
    続きが気になる1冊です。
    ****************************************

    友人に泣けたといわれて興味を持っておりました。
    やっぱり評価されるだけの事はある作品だなぁと思いました。
    それぞれの性格、感情が混ざっていて 、凄く読みごたえのあるお話でした。
    ちゃんと最後の結末まで書ききって頂けているので読了感もすっきりでした。<t>

  • これ!めちゃめちゃ良い!!
    作風的にクセが強くて、最初読みづらいかな?と思ったけど、思いがけない展開で!これは面白い…!!!

    そして表紙の三島くん、女の子かと思ってたら、男の子だったwwかわいいww
    そりゃBLなんだから表紙に女の子は無いわなww

    永井さん初読みでしたが、ハマりました~!
    他のも読みます!!

  • 友人に勧められ、読んでみたら凄まじく面白かった!
    もろボーイズラブの漫画を読むのには抵抗があったんですけど、絵の美しさにギャグのセンスと、自分の本棚に置いときたい漫画です。きっとそういうの苦手な方でも、アリなのではないかと思います。

  • いじめ、ダメ、絶対。
    高校生のおバカなやり取りから、性と向き合い、その先へ進んでいく。母たちの強さを見せつけられたり、前後編たっぷり読み応えありでした。

  • 初の作家さん。スゴく面白かった!! これはBLの枠では括れないような気がします。田舎に住む中学生、三島はホモっぽいからとイジメを受けていた。そのイジメグループのリーダー、桐野。同じマイノリティを持った2人が本当の自分を求めてもがいてる姿がリアルに感じた。田舎という閉塞的な場所で「普通」と違う自分達に傷付いて成長していく…。これだけならめっちゃシリアスで重いものですが随所にギャグが散りばめられているので読後感は悪くないのも良い。そして柳田先生が怖いよ…

  • ネットでかなり面白いと評判だったので。
    BLではあるけれどよくある耽美系ではなく、読みやすかった。
    三島と桐野が打ち解けてから、お互いに秘密を共有できる相手ができて本当によかった...よかったね...という感じ。

  • 閉鎖的な田舎町に住むゲイの少年・三島と桐野。"普通"を強いられる息苦しさ。当たり前の幸せを得られないだろうという絶望。それでも、どう在りたいのかを模索し、それぞれの道を歩んで行く。
    マイノリティの生き辛さを描いた作品です。ジャンルはBLですが、生活感があり、しっかり地に足の着いた感じがします。良作です。

  • もうなんか涙が止まりません。
    桐野くんと柳田先生の生き方が、切なすぎて。
    カミングアウトからの桃源郷、電車で交わした会話、夏の思い出、顔の見えない「がんばれ」。
    大人になった桐野くんの、夏を想う目が何とも言えません。
    わたしは腐女子なので、同性愛にもえを抱いてしまう性癖がありますが、当事者の方と現実的に向き合ったときどうしたらいいのか正直分かりません。
    経験もないし、そもそも引きこもりなのでそんな機会があるのかも分かりません。
    どうしたらいいのかは分からないけど、でも自分の中の「普通」じゃない部分と付き合いながら生きていくしんどさは、なんとなく分かるような気がするのです。
    余計なお世話かもしれないけど。
    パンドラの箱を見せ合える人がいるというのは、人生において大変意味のあることだなとしみじみ思います。

  • あらすじも何も読まず表紙だけで買ったので読んでいくうちに思わずまじか!と言ってしまった。笑 そして表紙を理解。
    ギャグとシリアスのバランスが絶妙で読んでいてぐいぐい引きこまれた。絵がとても綺麗だけどぶっ飛んでる顔も多いから人を選ぶかな。
    田舎の学校で繰り広げられる青春、早く続きが読みたいと思わせてくれるSIDEAだった。

  • ド田舎に住む学生、三島はクラスメイトの男子から“ホモっぽい”とイジメを受けていた。実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。ある日、三島は屋上で自分が以前失くしてしまった口紅を持ったイジメグループのリ^ダー・桐野を目撃してしまう。かれはこっそりと三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった……。

    (出版社より)

  • 好きになる対象が同性で、同じ感覚の同級生からいじめられて、ふとした拍子でそれが発覚。
    急速に近づく二人。
    仲を疑う同級生。
    明らかに変態の教師。

    穏やかな田舎町が少し騒がしくなって行く。

  • 柳田恐い柳田怖い柳田恐い…三島と夢野くっついて欲しい。B巻買ってない(T ^ T)

  • 最初のほうは絵が拙くギャグ混じりで
    不思議な読み口ではあるけれど、登場人物の
    抱えているセクシャリティの課題への向き合い方に
    きゅんとなる。永遠にきらめく青春時代というのでなく
    人生のなかで通過するひととき、という描き方をしている。そこにただの高校生BL漫画とは違う何かがある。
    SIDE:AとBは別に対という訳じゃなくて
    続きのBなので、A→Bの順に読むべし。

  • スゴい!印象的なシーンばっかしでした。というか妄想の斜め上を行く展開にページを捲る手を止められない。
    まさか百合?っプルが屋上でキャッキャッしているとは…。パンドラの箱を開けたとの表現はまさしく。

  • 遅ればせながら。

    永井さんがシリアスwwwないわwと読んでいなかったのだが、全然好きな永井さんでした。
    いや、どうしようもないシリアスではあるんですが。

  • 絶対好きだと分かっていたのですが、外れたら淋しいなあと余計な事を思い、ずっと手が出せずにいました。

    名作です。もうBLの域を超えているかと。
    マイノリティな人々が好きなので、楽しかったり切なかったり、先生というサスペンス要素もあり、色々なものがぎゅっと詰まった豪華な作品でした。
    フトシと桐野が仲良くなってからがもう可愛くて!
    フトシくん、髪切った方が可愛いですよね(笑)

    今度ドラマCDが出るようですが、この話は普通に単館系の映画でやってもいいんじゃないですかねえ。
    サイドAというから視点を変えた同じ話かと思ったら、1巻2巻でした。何故、こんな名称に?

  • 普通に結婚をして普通に子どもを作ることがどんなに難しいことで、そして幸福であるか。

  • このカンジ、癖になるな

  • 『この1年間に刺激を受けた漫画Best100』入賞作品。

    SIDE:Aということで前半です。
    性的マイノリティとして悩める田舎の男子高校生たち。
    いやあ田舎のおばちゃん怖いわ。

    これはぜひとも読んでほしい!

  • 是非多くの人に読んで欲しい

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